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2013.7.12

ANA PRINCESS CUP 最終日

香妻琴乃がプレーオフを制し初優勝!

 LPGAステップ・アップ・ツアー第3戦『ANA PRINCESS CUP』(賞金総額1,500万円/優勝賞金270万円)の最終日が、北海道勇払郡の早来カントリー倶楽部 北コース(6,465Yards/Par72)で行なわれた。

 11位タイからスタートした香妻琴乃が66を叩き出し、通算8アンダーでフィニッシュ。初日首位の杉本愛理とのプレーオフに突入した。2ホール目でバーディーを逃した杉本に対し、香妻は2.5mのバーディーパットをねじ込み、ステップ・アップ・ツアー初優勝を飾った。
(天候:晴れのち曇り、気温:20.6℃、風速:6.7m)

 今週の試合を迎えるにあたり、香妻琴乃は師事するコーチとある作戦を立てた。「60点のゴルフをしよう」と。「これまでは100点のゴルフをしなきゃ優勝できないと思っていました」と完璧を追い求めるあまり、空回り。「今年のレギュラーやステップでも初日いい位置から出たのに、その後伸ばせなくて…」。そんな悪循環に陥っていた香妻が立てた秘策が「60点のゴルフ」だった。「ミスしてもミスを許すように、自分のできることをしよう」。そう臨んだ大会初日。「60点のゴルフでした(笑)」。首位とは4打差ながら2アンダーというまずまずの好位置につけた。

 迎えた最終日。「自分のゴルフをしよう」と気楽な気持ちでスタートし、幸先よく3つのバーディー。一気にリーダーボードを駆け上がったが、「いいな、と思っていたら連続ボギーが来てしまいました」と6番、7番で連続ボギー。それでも「今週はミスを許すように、と思っていたので切り替えられました。いつもならそこから落ちていってしまったと思います」と切り替え、8番、9番で連続バーディーとし、スコアを3つ伸ばし前半を折り返す。

 「後半4つバーディーを取ろうと思いました。4つ取れば届くかな」と目標を再設定。その勢いのままに12番、14番でバーディー。徐々にトップとの差は詰まっていく。最終18番でもバーディーを奪う圧巻のゴルフで締めくくったが、目標としていた4つには1つ足りず「やっぱり60点のゴルフだったな」と苦笑い。その時点ではトップに並んでいたものの「プレーオフは無いなと諦めていました」と表彰式を待っていたが、後続が伸ばしきれず、勝負はプレーオフへ。2ホール目にバーディーを奪い勝負あり。「60点のゴルフをしていれば、優勝が向こうからトロフィーを持ってやってくるよ」というコーチからのアドバイスをまさに具現化して、プロ初優勝を手繰り寄せた。

 来週にはホステスプロとしてレギュラーツアーを迎えるが「去年とは違うという自信があります。去年はなんとか予選通過という感じでしたが、今年は自分のゴルフが分かっています」と自信顔。「優勝を目指しています」とスター候補は目を輝かせる。来週から5戦連続出場となるレギュラーツアー。果たしてどんな作戦を立てるのか。楽しみな若手がまた一人出てきた。

 

杉本愛理 (2位:-8)
「13番のボギーが負けの原因ですね。そこでボードを見て香妻さんが2ホール残して7アンダーだったので、8にしてくるだろうなとは思いました。18ホールのプレーは後悔が残るけど、プレーオフは出せるすべてを出せたし、最後も後悔しないパットが打てた。最終プロテストもここで崩すと考えちゃうとこだったけど、天沼先輩にも“今回の感じなら大丈夫だよ”って言っていただいたので、先輩方の言葉を胸にしまって臨みたいです」。

福田真未 (3位:-7)
「15番のボギーが…。前半も短いのを何回も外して、後半勝負と言い聞かせていただけに…。前半耐えて、10番でバーディーが取れて、13、14番と流れが良かっただけにすごい悔しいです。後半は4アンダーか3アンダー出さなきゃないと思っていたので、バーディーも取れて自分のリズムで出来ていたんですが…。意識したつもりはないんですが、まだまだでした。本当に目の前にあったのに…。勉強になりました。また頑張ります」。

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