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2021.12.24

「GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ」について

ファンのみなさまへ

 今年は、2020-21JLPGAトーナメントならびに弊協会の活動に対して、たくさん応援とご声援をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。

 おかげさまで、たくさんの選手が国内で、海外で目覚ましい活躍をされました。

 また、新型コロナウイルス感染症の影響により、トーナメント会場での観戦がなかなか叶いませんでしたこと、心からお詫び申し上げます。

 少しでも感染状況が良くなることを願いつつ、今後とも応援をいただきますようお願い申し上げます。

 さて、ここ数日、2022年度JLPGAツアー「GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ」(以下「本大会」といいます。)について、誤った事実関係に基づくネット記事が散見されています。

 ファンの皆様にはご心配になっているかと存じますので、弊協会から今回の件の背景事情をお伝えさせていただきます。

 弊協会と大会主催者様との大会に関するお話合いの内容は、大会主催者様と弊協会との間の契約において守秘義務がかかっており、外部へのなんらかの発信、または情報提供をしてはならないこととなっています。

その前提で、

①2022年度JLPGAツアー公認競技についての放映権の活用に関する弊協会の考え、
②GMOインターネット株式会社様が本大会を辞退された経緯について
お伝えできる範囲で説明させていただきます。

 なお、本大会の開催が予定されていた週については、現在、特別協賛者を募集しており、特別協賛者が確保できた場合には、JLPGA主催競技として開催する予定です。

1. 2022年度JLPGAツアー公認競技の放映権の活用に関する弊協会の考え
既に皆様にお知らせさせていただきましたが、JLPGAツアーでは、2022年よりすべての公認競技における放映権は、弊協会に帰属する運びとなりました。よって、すべての公認競技において地上波放送、BS放送、CS放送、インターネット配信を行う場合には、弊協会の許諾が必須となります。

 2022年度JLPGAツアー公認競技における地上波放送とBS放送、CS放送については、従来通り大会主催者様のご意向に沿って行う予定です。

 また、インターネット配信については、2018年1月以降の大会主催者様との協議にて、弊協会はJLPGAツアー公認競技を一括で配信し、なおかつ無料ではなく、有料課金で行う方針であることもすでに、すべての大会主催者様に対して繰り返し説明し、ご理解いただいております。

 なぜなら、JLPGAツアー公認競技の大会主催者様にはテレビ局様がいらっしゃるからです。

 弊協会が行うインターネット配信が、無料で、しかもリアルタイムで長時間放映されることになると、弊協会が行うインターネット配信と無料で視聴できる地上波放送及びBS放送との競争になり、視聴者の奪い合いになってしまいます。

 また、大会を地上波やBSで放送するためには放送用映像を製作する費用やCMの製作費用等が必要となります。仮に、弊協会が無料でリアルタイムかつ長時間のインターネット配信を行うことになると、地上波やBS放送(特に録画放送)を視聴する視聴者が減少することが予測されます。仮に、そのような事態となった場合は、地上波やBS放送用の映像費用やCM製作費用などを負担されている大会主催者様などに大きな影響が出ることになります。

 JLPGAツアー黎明期においてはテレビ局様に大変お世話になったという経緯があることから、弊協会としては、インターネット配信を行うに当たっては、これまで通り無料で一定時間楽しめる地上波・BS放送に対して、長時間リアルタイム視聴ができるインターネット配信は有料で行う、というふうにすみわける、との判断に至りました。

 有料課金でのインターネット配信の対価を得ることが弊協会の持続可能な財務基盤の確立への大きな一歩となり、弊協会会員や選手が長年要望されていた会費削減、フィットネスカーの導入や託児所の設置等への投資、年金制度の確立等を実現することにより弊協会会員や選手の要望にお応えしたいと考えております。

 また、ファンの皆様に対しては、無料で一定時間、大勢の方々に見ていただける無料の地上波放送やBS放送と、試合全体の流れや優勝争いのドキドキ感を長時間にわたりリアルタイムで視聴できる有料のインターネット配信の両方でよりゴルフを楽しんでいただきたいと考えています。

 女子プロゴルフトーナメントを幅広い層にいろんな媒体から見ていただけることで、現在のゴルフファンの皆様はじめ将来ゴルフファンもたくさん増やしていければ、との思いもあります。

 これらの弊協会の考え方も各大会主催者様にはご説明済みです。

2. GMOインターネット株式会社様が本大会を辞退された経緯
 協会は、JLPGAツアー公認競技の主催者として申し込まれるか否かを判断するための情報を提供する目的で、大会主催者様を対象としたミーティングを適宜開催しております。そのミーティングのうち、たとえば、2020年12月16日と2021年4月19日に当弊会が主催したミーティングでは、各大会主催者様に対して、JLPGAツアー公認競技のインターネット配信を有料課金にて行うことになることをご説明していますが、GMOインターネット株式会社様の取締役などがこのミーティングに出席されております。

 したがいまして、弊協会は、GMOインターネット株式会社様にも、JLPGAツアー公認競技のインターネット配信が有料課金にて行われる方針について事前にご説明していました。

 また、ファンの皆様もすでにご存じと思いますが、今年10月から弊協会が一括で2021年度JLPGAツアーのインターネット配信を、GOLFTVを通じて実施しており、有料課金でのインターネット配信の取り組みは始まっています。

 ただ、今年9月までは、弊協会が一括でインターネット配信を行う準備が整わなかったので、大会ごとに無料や有料を問わず、インターネット配信をすることを大会主催者様には許諾させていただいたため、大会によっては有料で配信した大会もありますし、GMOインターネット株式会社様のように無料配信された大会もございました。

 しかしながら、弊協会がJLPGAツアー公認競技を一括で配信する場合には、無料ではなく、有料課金で行うことについては、上記のとおり、GMOインターネット株式会社様はじめ各大会主催者様はすでに4年前あるいは遅くとも去年の時点でご承知のはずです。

 したがって、GMOインターネット株式会社様はじめ各大会主催者様は、2022年度JLPGAツアー公認競技のインターネット配信は、弊協会が一括して有料課金にて行うことを承知の上で、2022年JLPGAツアー公認競技の大会開催を申し込まれているとの理解です。

 それにもかかわらず、GMOインターネット株式会社様は、今になって、インターネット配信を無料で行わないことを理由に挙げて本大会を辞退されることとなりました。

 なお、GMOインターネット株式会社様以外の他の主催者様からは、本日までに弊協会が実施するJLPGAツアー公認競技のインターネット配信を有料課金の媒体で行うことになることについて、説明を頂けなかったなどと指摘されたことはありません。

 今後も弊協会としては、弊協会の会員や選手などの活躍できる環境の整備や投資などを含めて、トーナメントの成長と発展を目指し、JLPGAトーナメントをより多くの方々にご覧になっていただけますよう、鋭意努力してまいります。

以上


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