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2022.3.1

小祝さくら-決意のニュースタイル 

  JLPGAツアー2022シーズン開幕戦『第35回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,160万円)が3月3日、沖縄県・琉球ゴルフ倶楽部(6,590Yards/Par72)で開幕する。1日は指定練習日。また、公式会見が行われた。

 ディフェンディングチャンピオンとして連覇がかかる今大会。小祝さくらは、いつものように淡々と話した。「もう、開幕…。そんな感じです。シーズンが始まるという実感がない。今年は特に寒かったから、体がスムーズに動かない日が多かった。もう少し、調整したかった、というのが本音ですね」。

 オフのテーマはショットの精度をあげるため、新たなスイングをつくることだった。「去年はフェアウェイキープの率が悪かったです。1W、アイアンショットなど、右へ左へと定まらない。手を返して打っていたことがあるし、昔からのクセが出ていた。今の状況は、70%ぐらいかなぁ」と分析している。

 そうはいっても、今季最大の目標はタイトル奪取。「メルセデス・ランキングで1位になりたい。ポイント制ですから、賞金ランキングのようにピンとこないけど、1位を目標にします」と前置きし、「ツアー前半戦で、優勝したい。シーズントータルで複数回の優勝を目指しています。今大会は、きょうコースでプレーした感じでは、去年の記憶があまり残っていない。まずは、予選をしっかりと通過することです」と続けた。

 今オフ、大きな変化といえば指導を受けてきた辻村コーチのもとを離れたことだろう。その点に関して、「アマチュアの頃から、常にコーチの指導を受けてきた。ひとりでやったことがないし、不安はあったけど、これも将来を考えてのことです。もちろん、辻村コーチに感謝をしています。最終プロテスト合格、それから去年の成績など、もし出会いがなかったら、果たしてどうだったかと思っています。でも、スイングをこうしてみたいなど、私なりの目標があるから、思い切って決断しました」と経緯を明かしている。

 現在、関西在住のコーチに相談を行っているが、「契約をしたわけではありません。ユーチューブでいろいろな方の動画を拝見し、お話をうかがっている。オフの間はいろいろと考えながら、じっくりマイペースで納得するまでできた。ただし、シーズンがはじまると毎週、やることがたくさんあって、本当に忙しくなる。でも、やらないと-」。強い決意を示した。

 ゴルフ漬けの毎日が続くのである。それだけに、「ブランドもののバッグ、キャリーケースなど買いたいものがあったけど、やめました。新色が出ているんだけど…。何十万も、もったいないですよね」。もっと強くなる。お楽しみは、それからでいい。

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