1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 山本薫里が今季2勝目 92点でもV

2022.10.8

山本薫里が今季2勝目 92点でもV

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

 2022シーズンJLPGAレジェンズツアー公式競技『JLPGAレジェンズチャンピオンシップ CHOFUカップ』(賞金総額1500万円、優勝賞金225万円)大会最終日が10月8日、山口県下関市・下関ゴールデンゴルフクラブ(シニアの部:6292ヤード/パー73、グランドシニアの部:5682ヤード/パー73)で行われ、山本薫里が通算8アンダーで今季2勝目を完全優勝で飾った。3打差の通算5アンダー、2位は佐々木慶子。3位に通算3アンダーの斉藤裕子が入った。

 また、満60歳以上のグランドシニアの部(賞金総額200万円、優勝賞金40万円)も同コース(5,682ヤード/パー73)で行われ、若浦みどりが通算5オーバーで大会連覇を果たした。2位は通算8オーバーの乃村三枝子。
(天候:曇り 気温:19.5℃ 風速:3.6m/s)

 スコアだけ見れば、山本薫里は3打差をつけた完全優勝。しかし、楽な状況ではなかった。 残り2ホール。パー3の17番は実測157ヤードだ。「アゲンストでしたから、160ヤードを打とうと思い、5Iを選択。でも、キャリーで165ヤード飛んでしまった。反省しています」と首をひねったが、「アドレナリンのボタンを押したのかなぁ」と苦笑する。

 第1打をグリーン奥のラフに外した。「3パットをするかも…。ボギーでいい」と覚悟を決める。結果はその通り、3パットのボギーだった。しかし、バーディーの後にボギーがくる内容ながら、前2日間の貯金がある。最終18番は無理をせず、パーセーブに徹して今季2勝目を飾った。

 この日、スタートの1番でバーディー奪取に成功。「落ち着いた」と振り返る。ところが、順風満帆とはいかない。直後の2番では、「第1打を池へ…」。ガマンの連続だった。

 「(後半途中で)リーダーボードを見たら、佐々木さんと3打差。同組の先輩たちが追ってきていないことはわかっていた。もう、前だけを見ていこう」と弱気にはならない。

 というのも、こんなことがあった。「きのうの夕方、ステップ・うどん県レディースの出場資格が繰り上がりました」。さらに、「けさ、スマートフォンで、たまたま星占いが目に留まった。きょうの、私(さそり座)は92点。『一瞬、心配することがありますが、結果は上々でしょう』と書いてあった。それを信じた」という。

 経験豊富なベテランとはいえ、ことV争いとなれば心穏やかに-とはいかないらしい。次週は2週ぶりにステップ・アップ・ツアーへ。この勢いをキープし、素晴らしいパフォーマンスを期待したい。

※最終日 結果 【シニアの部】  【グランドシニアの部】

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索