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2022.10.26

橋添穂が首位 櫻井は3差6位タイ

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

 JLPGAステップ・アップ・ツアー2022シーズン第15戦『宍戸ヒルズレディース 森ビルカップ』(賞金総額2000万円、優勝賞金360万円)が10月26日、茨城県笠間市・宍戸ヒルズカントリークラブ 東コース(6428ヤード/パー72)で開幕した。大会第1日、4アンダーで首位に立ったのは橋添穂。2打差の2アンダー、2位タイに井上りこ、藤田光里、高橋恵、安田彩乃がつけた。今季5勝をあげ、ステップ賞金ランキング首位を独走する櫻井心那は1アンダー、6位タイ。
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 プロ2年目の橋添穂が自身初の首位スタートを決めた。しかも、今季ベストの68をマーク。5バーディー、1ボギーの内容に確かな手応えを得た。ただし、ベストプレーの質問をすると、「パー3の11番。2メートル強のパーセーブです」と即答。

 というのは、「カップ付近の傾斜が難しい。スライス、フックでちょっと悩んだけど、うまくカップインできた。もし、ボギーだったら、その後のバーディーはなかったかもしれない。流れをつかんだのかもしれない」と解説した。

 ショットを武器にチャンスを増産するプレースタイル。パッティングも得意と自負してきたが、最近は不調に悩まされていた。前週はコーチでシニアプロの父純司さんと、不振脱出のため特訓。

 「1日、3時間はやろう、をテーマにした。父の教えはリズム第一。構えとリズムが合っていれば、ある程度いいショットは打てるが身上です。それだけにパッティングが父の得意技で、私も得意クラブはパターですけど、今年は悩みっぱなし。33-34パットが多かった」そうだ。

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

 一方で、ツアーを転戦する今季、自身は練習時間が足りないことが気になっていた。「元々、長時間の練習が当たり前。試合が続くとそうはいきません。だから、オープンウィークはパッティングを3時間と決めたことが良かったのかも。その他、ショット練習もしっかりやります」といい、「体でストロークをする感覚にした。ずっと手で形をつくり、いいストロークをしようと思っていたけど、うまくいかない。だから、手はパターをつるように握っているだけにして、打つのは体-という意識。QTの練習なども、父がずっとつきあってくれました。きょうの成果はそのおかげかもしれませんね」と話している。

 ちなみに、この日は30パット。確かに、上昇へ転じているものの、まだ絶好調とはいかない。当然、浮かれた様子などない。「今シーズンはアッという間に過ぎていった。私自身、何ができたかなぁと考えてしまうぐらいうまくいかない。だけど、私にとっての実りの秋は、これから-」とプラスに考えている。

 もちろん、パット・イズ・マネーを実践するためだ。

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

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