2014.10.24
LPGA相談役・樋口久子が、「文化功労者」に選ばれました
日本女子プロゴルフ協会の現相談役・樋口久子は、これまでの様々な功績により、平成26年度の「文化功労者」に選出されました。ゴルフ界では初の文化功労者となります。
【功績概要】
女子プロゴルファーとして国内外で活躍するとともに、女子プロゴルフ協会の要職を長年歴任し、若手の育成やゴルフ競技の普及に尽力した。また、日本体育協会役員などを通してスポーツの普及に尽力するなど、秀れた識見、指導力等をもとに日本スポーツ界の第一人者として、ゴルフ競技はもとより我が国のスポーツの普及・振興及び競技力の向上に多大の貢献をした。
【樋口久子相談役】
「この度、文化功労者に選ばれました事、身に余る光栄でございます。これからもなお一層、ゴルフを通じ、スポーツ文化発展の為、尽力して参りたいと存じます。」
<主な略歴>
樋口久子(ひぐち ひさこ) 埼玉県川越市出身 (現)一般社団法人日本女子プロゴルフ協会相談役
1967年 日本初の女子プロゴルファーとなる(日本女子プロゴルフ協会1期生)
1977年 全米女子プロゴルフ選手権優勝
1997年 日本女子プロゴルフ協会会長就任(~2011年1月まで。2011年2月からは相談役に就任)
2003年 世界ゴルフ殿堂入り
2005年 日本体育協会理事就任
2007年 紫綬褒章受章
2008年 国際女子スポーツ殿堂入り
2013年 日本プロゴルフ殿堂入り
通算優勝回数72回(国内69勝、海外3勝)
【各受賞歴】
'13 「日本プロゴルフ殿堂」メンバー(プレーヤー部門)
'11 LPGA特別功労賞、日本プロスポーツ功労賞
'08 さいたま輝き荻野吟子賞
'07 紫綬褒章
'05 男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰
'03 日本プロスポーツ功労賞、「世界ゴルフ殿堂」メンバー(生涯業績部門)、文部科学省スポーツ功労者顕彰、川越市表彰
'98 日本プロスポーツ功労賞
'94 パーオン率第1位
'91 パーオン率第1位
'90 パーセーブ率第1位、パーオン率第1位
'86 日本プロスポーツ功労賞
'77 日本プロスポーツ殊勲賞
'76 日本プロスポーツ殊勲賞
また、今回の文化功労者選出に関して、LPGA会長・小林浩美は以下のコメントを発表しました。
【LPGA会長 小林浩美のコメント】
「とても誇りに思います。先陣を切って、道を拓いてくださる大先輩に感謝と敬意を表します。誠におめでとうございます。」