2014.12.22
2014年 『日本プロスポーツ大賞』 授賞式

12月22日(月)、『第47回 内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞』の授賞式が都内で行われ、樋口久子(LPGA相談役)が特別賞、鈴木愛が新人賞、山口喜美恵(LPGA理事)が功労賞を受賞しました。
樋口久子は、女子プロゴルファーとして通算72勝を挙げるなど国内外で活躍するとともに、女子プロゴルフ協会の要職を長年にわたり歴任。今年度、ゴルフ界初の「文化功労者」に選出。その功績が評価されての受賞となりました。
鈴木愛は、今季初めてLPGAツアーにフル参戦し、『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』でツアー初優勝。同大会を史上最年少で制覇、賞金ランキング13位の活躍が評価されての受賞となりました。
山口喜美恵は、1995年より理事として協会運営に携わり、5期・12年間に渡りトーナメント部門、指導者育成部門の理事を歴任。両部門の理事経験者として多角的な視点で協会の発展に貢献してきました。
『日本プロスポーツ大賞』は、プロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、1968年(昭和43年)の第1回日本プロスポーツ大賞より毎年開催されています。大賞受賞者には、国家的表彰として内閣総理大臣杯と賞状が授与されます。その年のプロスポーツ界で最も活躍・貢献した選手を表彰するイベントとして定着しており、過去に女子プロゴルフ界では、1987年に米女子ツアー賞金女王に輝いた岡本綾子が大賞を受賞、2004年に宮里藍、2007年に上田桃子がそれぞれ最高新人賞を受賞しています。
樋口久子 受賞のコメント
「まずは、このような歴史ある賞にご推薦いただいた方に感謝申し上げます。また、今年、ゴルフ界初の文化功労者となったことが評価され、大変嬉しく思います。これからもスポーツ文化の普及に尽力していきたいと思います」。
鈴木愛 受賞のコメント
「今回、このような賞をいただき、大変嬉しく思います。一生に一度の賞ですし、他の競技の選手と一緒に選ばれることはまた違った嬉しさがあります。来年は複数回優勝できるように頑張ります」。
山口喜美恵 受賞のコメント
「ゴルフのおかげで楽しい人生を送ることができたので、ゴルフ界に恩返ししたいと思い、協会の理事になりました。理事になってまもなく、新人セミナーをはじめとした新人教育制度の立ち上げに携わり、今でも新人が立派に育っていることをたいへん嬉しく感じております。これからも、会員と協会が一体となって、協会とゴルフ界を盛り上げていければと思います」。
