最新情報ーかねひで美やらびオープンー明日へひとこと

石川怜奈＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

　JLPGAステップ・アップ・ツアー2023シーズン第17戦『かねひで美やらびオープン』（賞金総額2000万円、優勝賞金360万円）大会第2日が10月6日、沖縄県名護市・かねひで喜瀬カントリークラブ（6577ヤード/パー72）で行われた。ノーボギーの68をマークした石川怜奈が通算8アンダーまでスコアを伸ばし首位をキープ。2021年以来となるステップ3勝目に挑む。2打差の通算6アンダー、2位に種子田香夏、通算5アンダー、3位にP.サイパンがつけ逆転を狙う。沖縄県勢上位は、通算2アンダー、11位タイにルーキー・千葉華がつけている。
（天候：曇り　気温：28.2℃　風速：5.1m/s）

石川 怜奈（1位：-8）
　「後半ショットが荒れてきました。ショットが荒れたホールはアプローチとパッティングでしのいで、たまたま上手くいったホールでバーディーが獲れた。ラッキーもあってピンチをしのげた一日でした。単独トップで最終日を迎えるの初めてなので、どう転ぶか分からない。でもきょうみたいに楽しくプレーできれば、良い方向にいくのかな。あとは気持ち次第なので、自信を持って振るだけだと思っています。あしたは緊張すると思うけど、楽しみたいのが一番です」

種子田香夏＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

種子田 香夏（2位：-6）
　「きょうグリーンを外したのは3回。きのうから通して、セカンドショットとパッティングが良かったです。石川選手は風に強い球を打っていたし、パッティングも緩んだりせず、隙が無い感じです。前週のSkyレディースABC杯で、自分に期待しすぎてしまい、ぜんぜん上手くいかず、ゴルフも楽しめなかった。今週の目標は自分に期待しすぎないこと。あしたも良い意味で適当にプレーしたいと思います」

P.サイパン＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

P.サイパン（3位：-5）　
　「このコースはラフが難しいので、フェアウェイキープが攻略のカギだと思っています。きょうは特にドライバーショットが安定していたので、ノーボギーで回れました。沖縄には試合だけでなく、来たことが初めてですが、景色も海も綺麗ですごく楽しんでいます。最終日は雨が降る予報ですが、初優勝したECCレディスの最終日も雨だったので、プラス思考でいける。あしたは平常心を保ちながら、2勝目を狙って頑張ります」

千葉華＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

千葉 華（11位タイ：-2）　※沖縄県出身
　「最後の18番は1.5メートルのバーディーパット。緊張したけど、入ってホッとしました。プロになってから、試合はいつも初めて回るコースばかりでした。今週は昔から知っているコースで開催されている。不思議な感じもしながら、すごく楽しくプレーできています。きょうは昨日より落ち着いてプレーできたし、久しぶりにノーボギーなので、高得点ですね。あした、天気が崩れたらスコアが伸びないと思うので、きょうみたいなプレーができたら上位にいけると思う。地元沖縄県での開催なので、頑張って優勝したいです」