1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 岩井千怜、第1日63での首位は吉兆なり

2023.11.16

岩井千怜、第1日63での首位は吉兆なり

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGAツアー2023シーズン第37戦『大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額1億円/優勝賞金1,800万円)が11月16日、愛媛県松山市・エリエールゴルフクラブ松山(6,575ヤード/パー71)で開幕。大会第1日、岩井千怜が63をマークし、8アンダーで単独首位に立った。2打差の6アンダー、2位タイには川﨑春花と竹田麗央。4位タイの5アンダーで岩井明愛、西郷真央、吉本ひかるら9人が追う。
(天候:曇り 気温:17.4℃ 風速:2.3m/s)
《グリーン=スティンプ:10 1/3フィート コンパクション:22.5mm》

 今季2勝を挙げ、メルセデス・ランキング6位につけている岩井千怜が、パー71になってからはトーナメントコースレコードタイ記録となる63をマーク。今季3勝目へ向けて好スタートを切った。「ショットの調子が良く、上りのラインを多く残せたことでパットも打ちやすかったです」と、この日のラウンドを分析した岩井。直近2試合では34位タイ、33位タイと予選を通過したものの、優勝争いに絡むまでには至らなかった。

 「知らず知らずのうちに注意ポイントは気をつけているところを意識しながらラウンドしていた」ことをその原因とした。「いろんなことを考え過ぎて体がスムーズに動かなくなっていたのかなと、後から振り返ってみて思いました」。岩井といえば、思い切ったスイングを身上とするだけに、少しでも迷いがあるとスイングを阻害するのだろう。

 この日はあえて「考え過ぎずにクラブを振り抜こう」とスタート時点で決めると、最終ホールまでその決め事を貫き通した岩井。その結果、8バーディー、ノーボギーとほぼ完ぺきなゴルフを展開する。圧巻だったのは後半のアウトコースだ。1番から4番までバーディーを奪い、勢いに乗った。1、3、4番ホールは4.5メートル以内につけ、2番ホールは9メートルのロングパットを沈めた。ショットも好調だったが、姉の明愛に言わせれば、「千怜はパッティングが上手で、ラインを読むのもタッチを合わせるのも上手いです」とのこと。その評価どおり、出場95選手中1位タイの24パットにまとめている。


<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 第1日に63をマークして単独首位に立ったのは、今季2勝目を挙げた4日間大会の宮里藍サントリーレディスオープンと同じだ。このときは最終日まで単独首位の座を守り続けて完全優勝を飾った。岩井にとってはまさに吉兆といえる。ただ、岩井自身に慢心は一切ない。「4日間あるので、明日からどうなるか分からないのがゴルフ。気を抜いてはいけないと思います」と言い切る。予報では天気もあまりよくないだけに、岩井のいうとおり何が起こるか分からない。それでも、条件が悪くなるほどアドバンテージのある方が有利なことも確かだ。勢いに乗ったときの強さには定評のある岩井。まずはリードを広げて決勝ラウンドを迎えたいところだ。

(JLPGAオフィシャルライター・山西 英希)

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

search検索