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2023.12.19

2024年シーズン日程発表

 2024年日本女子プロゴルフ協会トーナメント開催日程発表が19日、都内で対面とリモートのハイブリッド形式で行われた。
 (開催スケジュールは、各ツアー名をクリックしてください)

JLPGA会長・小林 浩美
『皆様には、本年も大変お世話になりました。
 おかげさまで、今季のJLPGAトーナメントはすべて無事に終了しました。大会スポンサーの皆さま、全国各地のファンの皆さま、そして大会関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。

 また、2020年から行われました新型コロナウイルス感染症対策では、多くの皆様に、全国各地で、ご協力をいただきましたこと、改めて厚く御礼を申し上げます。

 さて、今年もたくさんの選手が活躍し、ファンの皆様からは熱い応援と声援を早朝から送っていただき、どこの試合会場でも活気と熱気に溢れていたように感じます。

 また、2024年度もたくさんの試合を開催予定です。
 JLPGAツアーは37大会。ステップ・アップ・ツアーは19大会。レジェンズツアーは過去最多の6大会です。大会スポンサーの皆様に深く感謝申し上げます。
 特に、JLPGAツアーで最も歴史が深いメジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会」では、特別協賛として「ソニーグループ様」がついてくださり、とても光栄の至りであり、大変有難く存じます。そして、選手権のタイトル名は、弊協会56年の歴史で初めて、特別協賛社名が最初にくる「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」となり、ファンエンゲージメントやエンターテイメント性をより高めた新たな出発をいたします。
 また、これまで27年間にわたり、「日本女子プロゴルフ選手権大会」に多大なご支援いただきましたコニカミノルタ株式会社の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。誠にありがとうございました。

 さて、今季JLPGAツアーでは、ファンの方々から「次から次へと新しい選手が出てくるね」とお褒めの言葉を頂戴しています。その大きな要因は、レギュラーツアーと似たような環境に変えてきたステップ・アップ・ツアーにあると考えています。
 今年のJLPGAツアーの初優勝者9名のうち、8名はステップ・アップ・ツアーを経ており、その内7名はステップ・アップ・ツアーで優勝をあげています。
 各選手は、それぞれに目標高く頑張り、そのうえで試合環境のハードルを上げてきた「ツアー強化策」により、さらに力を発揮しています。
 また、そのステップ・アップ・ツアーでは、初めてアジア台湾で開催し、ステップ・アップ・ツアーから海外で試合経験を積むことで、選手の対応力がより高まっています。

 また、テレビ放送に関しては、おかげさまで2022年度、昨年にJLPGAツアーのすべての公認競技の放映権は、弊協会の帰属となりました。大会主催者様や各局テレビ局様に厚く御礼申し上げます。
 それにより、2023年度からテレビ放映権料を頂戴できるようになり、そのテレビ放映権料は各大会主催者様に分配しています。
 そして、弊協会では、選手の荷物一括配達サービスや補食サービス、選手や各大会とのシステム、インフラ構築などにも投資しています。

 そして、今年38大会、すべての大会でテレビ放送をしていただきました。
 加えて、弊協会制作のインターネット配信では、国内と海外で行い、広くJLPGAツアーを視聴できる機会を増やしています。
 特に、今年は、初めてアジア6か国、中国、韓国、インドネシア、マレーシア、タイ、台湾でJLPGAツアーを視聴できました。
 今後もアジアはもとより他の国々にも広げていきたいです。

 また、弊協会が制作しましたインターネット配信の映像は、JLPGAのSNSで毎週、大会期間中の選手の素晴らしいプレーやインタビューなど即時にアップし、全国のファンの方々に届けています。
 SNSフォロワー数は昨年、45万人から今年は54.7万人へと増加しました。
 特に、9月インスタグラムのフォロワーが25万人を超えました。

 これら新たな取り組みで、たくさんの選手や各大会そのものがより人々の目に触れられるようになり、弊協会は、選手の価値、各大会の価値、ツアー全体の価値の向上を図っています。
 また、ゴルフそのものに関心を寄せるきっかけにもなっていると感じています。

 ゴルフの訴求と普及という観点では、第4期JLPGA中期経営計画の中で、「10万人の子供たちにゴルフに触れてもらおう、見てもらおう、やってもらおう」という重点テーマを掲げ、職業体験などを通して、トーナメント会場や各地域で取り組んでいます。

 弊協会では、2013年から初めて中期経営計画を立て、毎月PDCAを回して取り組んでいる中で、「世界に勝つ」ためのさまざまな「ツアー強化策」は今年で10年です。
 その中で、今年はおかげさまでJLPGAツアーの4日間大会が、協会の目標である全大会の50%、19試合となり、たくさんの選手が国内と海外の試合で上位争いをする選手が増えています。

 年々選手の力とツアーの競争力が上がるなかで、2024年度は、米国女子ツアーに参戦する日本選手が9名となる予定です。
 これは 協会始まって以来の人数の日本選手が海外ツアーを主戦場とするのではないでしょうか。
 日本ツアーで培った強さを思い切り発揮して、どの選手も米ツアーで優勝を挙げて欲しいです。私としては、朗報を心待ちにしています。

 そして、日本ツアーには、毎年どんどん新しい選手が生まれているなか、今年、JLPGAツアーでは、平均ストローク上位50名がアンダーパーとなりました。これは、過去初めてだと思います。選手の力がグングン毎年を伸びているのが分かります。

 その厳しい競争のなかで、今年、2年連続年間女王の山下美夢有選手の活躍、そして申ジエ選手、岩井明愛選手・千怜選手、櫻井心那選手などの活躍は、目を見張る素晴らしさであり、今年のアワードで活躍した選手を一緒に讃えていただいたら大変嬉しいです。

 今年もレギュラーツアーとステップ・アップ・ツアーで行っています、さまざまな「ツアー強化策」は、大会主催者様や共催者様が弊協会の考えや方向性にご理解をいただき、多大なご支援を賜りましたおかげで実現しています。
 誠にありがとうございます。

 弊協会は、皆さまの期待にお応えできるように、選手、会員と一丸となり、さらにエンターテイメント性を高め、国内外でワクワクする試合をお届けしてまいりたいと存じます』


◆JLPGAツアー
 賞金ランキング対象のJLPGAツアーは37試合が行われる。賞金総額は44億円。

◆JLPGAステップ・アップ・ツアー
 JLPGAツアーへ出場資格をもたない選手、新人の育成、レベルアップを目指すJLPGAステップ・アップ・ツアーは19試合を開催する。賞金総額は4億3,000万円。

◆JLPGAレジェンズツアー
 45歳以上の女子プロゴルファーが対象のJLPGAレジェンズツアーは、3試合増の6試合が行われる。賞金総額は1億1,100万円。

◆JLPGA新人戦、3Tours
 JLPGA新人戦 加賀電子カップは24年の最終プロテスト合格者・97期生が出場する。

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