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2024.3.3

96期生が大奮闘 宋、髙木がトップ10

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

第37回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)最終日

 23年の最終プロテスト合格の宋ガウン髙木優奈がJLPGAツアーのルーキーとして、開幕戦でリ・スタートを終えた。ともにバーディーフィニッシュで、トップ10入り。上々のスタートである。

 QTランキング1位の宋は底力を発揮。韓国ツアーと並行し、二兎を追う、新たなチャレンジだ。18番の第3打がすごい。グリーン奥16ヤードから52度で、10センチへつけるスーパーアプローチを披露し、ギャラリーの大声援を浴びた。

 次戦はツアー第4戦のアクサレディス宮崎。次週は韓国ツアーの開幕戦へ出場するスケジュールを立てた。「2つのツアーでシード選手となることが最低目標。もちろん、優勝を狙っている」と意欲的だ。


 さらに、今大会、強烈な印象を受けたシーンが。第2日のホールアウト後、どしゃぶりの雨の中で、翌日へ向けて必死の打ち込みを行った。「私の武器のひとつ、ショットの精度がいまひとつ。課題を翌日へ持ち越したくないから、練習場へいった」といい、「あたたかいはずの沖縄の寒さにも、驚いた。しかし、JLPGAツアーは本当に素晴らしい。選手の皆さん、ギャラリーの皆さんのマナーがすごくいいです。調子がいまひとつだったけど、頑張ることができたのは、皆さんが盛り上げてくださったおかげでしょう」と話した。

 来日前から日本へ興味津々。特に多彩なキャラクターの熱烈ファンだ。サンバイザーの右側面にはミッフィーのボールマーカーを装着。「去年まではドラえもんです。ミッフィーも大好き。いい仕事をしてくれた」とご満悦だった。


<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 一方、髙木は9位タイ。「高揚感を抑え、淡々とプレーすることが大変でした。一日、一日を大切にしたし、次週も試合があるなんて、なんて贅沢なことだろう」。しみじみと語っている。というのは、昨年はツアー出場資格がなかった。プロテストへ備え、練習を重ねる毎日が続いていたから。

 「最終プロテスト合格後、地元の友人など、ゴルフを知らない友人、知り合いから私のことを応援している。シーズンがはじまったら成績を毎日、チェックすると楽しみにしてくだっています。そういう、激励がありがたく、励みになる。今回は優勝争いができなかったけど、早めに上位へ顔を出したい」と、静かな闘志を燃やす。

 最終日のバック9は、その決意表明だ。10番ではグリーン手前10ヤードからチップイン。15、18番とあわせて3バーディーをマークした。しかも、この日はノーボギーラウンド。「どうしても60台のスコアを出したかった。もっとも、目標は5アンダーへ設定していたけど、ノーボギーですからね」と前置きし、「今年からトレーニングを週2回に増やした。シーズンを最後までいい体調で乗り切るため。また、自宅から試合へ出かける際は必ず、ご先祖さまに行ってきます-とお墓へお線香をあげ、手を合わせるルーティンはこれまでと、同じです」。自身を取り巻くすべての人、そして試合へ出場できる喜びをかみしめながら、感謝のメッセージを伝えた。

(青木 政司)

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