日本プロゴルフ殿堂式典　日蔭温子が顕彰

　第10回を迎えた日本プロゴルフ殿堂入り式典を8日、横浜市内で開催。女子プレーヤー部門の日蔭温子、男子プレーヤー部門・倉本昌弘、レジェンド部門では井上清次が顕彰された。

　日蔭は日本女子オープン2勝をはじめ、ツアー通算18勝。82年にはUSLPGAツアー予選会を突破し、5シーズンの間、春先を中心に活躍した。特にゲーム運びが巧みで、ショートゲームのうまさには定評があり、90年代には現役選手でありながら、大学の客員教授、非常勤講師をつとめるなど普及にもつとめている。

日蔭 温子
　「今回、名誉ある殿堂入りを果たすことができました。本当にうれしく思うと同時に、お世話になった関係者の方々、スポンサーの皆さんへも深く御礼を申し上げます。
　もっとも思い出に残ることは、80年のヤクルトミルミルレディースのツアー初優勝。また、82年日本女子オープン優勝も思い出深い。今回の殿堂入りはツアーでの成績を評価くださったことがひとつの要因でしょう。また、大学で教鞭をとったことも認めていただけた、と思います。今後もゆっくりとゴルフ人生を楽しんでいきます」