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2024.3.19

2024年度 第62回定時社員総会について

 ファンの皆様には、各選手ならびにJLPGAトーナメントなどにたくさんの応援を頂きまして、深く感謝申し上げます。

 さて、2023年度弊協会の事業報告と決算報告において、弊協会の業務を無事に推進することができ、おかげさまで決算は黒字となりました。しかも弊協会創立以来の過去最高益である5億円を超えました。
 これはテレビ放映権料が2023年度より新規で収入に計上されることになったことが大きな要因の一つです。そして放映権の評価は、なにより、選手の頑張りなどの成果によるものであり、また弊協会が様々な投資をしてトーナメントの価値を高めたことによるものです。
 さらに、JLPGAツアーの一括インターネット配信単独収支においても収入が大幅に増加しましたので、2023年度は黒字となりました。インターネット配信事業は、投資初年度の2021年と2022年と2年連続で赤字でしたが、もともと3年間の先行投資案件としてスタートしましたので、これは1年前倒しで黒字化を達成しました。

 また、弊協会は、2020年、2021年、2022年度の3年間は、コロナ禍により会員に皆さまの年会費の全額免除をはじめ、トーナメントの開催中止、また配信事業の投資などにより赤字を計上しておりましたが、2023年度の黒字化により3年間の赤字を回収することができました。

 これまで、弊協会は女子プロゴルフ界の永続的な成長と発展を目指すため、様々な改革を行っております。11年前から始めたJLPGA中期経営計画は4期目となり、JLPGA2025ビジョン「ゴルフのスポーツビジネスの完遂」を進めるなか、現在はJLPGAツアーの全体統括が最優先事項となっています。
 弊協会がツアー全体統括をすることで、ようやく欧米並みのプロスポーツビジネスと同じように肩を並べることができるようになり、その構造改革により弊協会の財務基盤を盤石なものにすることができる予定です。
 2023年度に決算が黒字化されたことは、大会スポンサー様をはじめ、各テレビ局様、ファンの皆様など弊協会を取り巻くステークホルダー様の多大なご支援の賜物です。
 弊協会は、今後も黒字化する努力を継続しながら、弊協会全体のさらなるブランド価値向上、会員への投資と還元、JLPGAトーナメント全体の価値向上などのために、様々な角度から更に投資を進めて女子プロゴルフ界の成長と発展をまい進します。 

 それから、今年はさらなるJLPGAツアー全体の価値向上の一環で、JLPGAツアーのプロモーション広告活動を2つ取り組んでいます。1つは、羽田空港の第1ターミナルのコンコース天井と第2ターミナルの荷物引き取り所での広告です。2つ目は、4月からJLPGAトーナメントの情報番組「Weekly女子ゴルフ」をテレビ東京系列から毎週日曜日夜11時台に放送します。皆様、ぜひご覧ください。
 そして、ゴルフ普及活動においては、特に3年間で10万人の子供たちにゴルフに触れてもらう、見てもらう、やってもらうプロジェクトである「Hello, Golf!」を昨年から開始しました。次世代のゴルフ人口および子供たちの心身の健康の一助となるように、トーナメント会場をはじめ市町村などで全国に広げてまいりたいと存じます。
 弊協会は、今後もJLPGAトーナメントの価値向上並びにゴルフ普及活動などに鋭意努力してまいります。

一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
会長 小林 浩美



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