岩井明愛が米ツアー初V、妹・千怜に続く姉妹V達成

岩井千怜（左）　岩井明愛（右）＜Photo：Orlando Ramirez/Getty Images＞

米女子ツアーの『スタンダード ポートランドクラシック』（賞金総額200万ドル（約2億9,400万円）、優勝賞金30万ドル（約4,410万円））大会最終日が8月17日、米オレゴン州・コロンビア エッジウォーターCC（6,497ヤード/パー72）で行われ、2位と2打差の首位からスタートした岩井明愛が6バーディー、ノーボギーの66をマーク。通算24アンダーで米ツアー初優勝を飾った。

岩井は前半を2バーディーの34でまとめると、後半はバーディーラッシュ。17、18番での連続バーディーを含む4バーディーで2位に4打差をつけ逃げ切った。

5月に初優勝した妹・千怜に続く姉妹Vを達成し、史上4組目の姉妹優勝。双子ではツアー初の快挙となった。これで今季の日本勢の優勝は5人目。

【主な成績】
1 （- 24）岩井明愛
2 （- 20）ガーリーン・カウル
T3（- 19）岩井千怜、リン・グラント
T23（-10）竹田麗央
T38（- 7）勝みなみ
T61（- 2）渋野日向子
T65（+1）吉田優利

JLPGA会長・小林浩美
「米ツアーでの初優勝、誠におめでとうございます。
日本ツアーでプレーしていた頃のガンガン攻める思い切りの良いゴルフがさらに米ツアーで磨きがかかり、参戦1年目に米国本土で優勝を果たし、大変素晴らしいです。
私の経験からですが、日本のファンの方々はじめ海外のファン、特に現地で応援していただいた米国駐在の日本の方々、日系の方々などたくさんの応援があって、より一層力が発揮できたのではと思います。
今後もさらなる優勝を期待しています」

＜Photo：Orlando Ramirez/Getty Images＞