2026.4.11
大混戦 大須賀望がステップ通算3勝目
<Photo:Kenta Harada/Getty Images>
JLPGAステップ・アップ・ツアー2026シーズン第1戦『YANMAR HANASAKA Ladies Golf Tournament』(賞金総額3,000万円、優勝賞金540万円)大会最終日が4月11日、滋賀県栗東市・琵琶湖カントリー倶楽部 栗東・琵琶湖コース(6,440ヤード/パー71)で行われ、プロ4年目の大須賀望が通算1アンダーで大混戦を制し、ステップ通算3勝目をあげた。1打差の通算イーブンパー、2位タイは浜崎未来、藤井美羽、森村美優。今大会は第2日、荒天のために中止。36ホールの短縮競技となった。
大須賀望が全集中で挑んだのは、18番のバーディートライ。6メートルの距離は狙い通りだった。「手前から、ズドンと入れちまえ」と、ボールをねじ込んだ。自然に飛び出したガッツポーズ。そして、一筋の涙が激戦の苦しさを表す証のように映った。
首位で最終日を迎えたものの、スタートから連続ボギーという予想外の展開。あせらず、騒がず、表情は穏やかだ。「昨年からメンタルトレーニングをしています。これまでの経験から、たとえトップに立っていても私の場合、仮想のリーダーがいた方がいい。2打差を追いかける、そんな心持ちで懸命にプレーした」という。
ところが、16番で1メートルのパーセーブに失敗。首位に4人が並ぶ、大混戦の戦況を演出してしまう。それだけに、ラストチャンスの18番では、「とにかく手前から攻める」を徹底。第2打地点のクラブ選択で迷った際、「奥から2メートルを外すよりも、手前6メートルを外して、プレーオフに行った方がいい」と考え、短い番手を選んだとも明かした。

<Photo:Kenta Harada/Getty Images>
ルーキーイヤーの2023年、ステップ・アップ・ツアー2勝をマーク。しかし、2年目のジンクスに見舞われた。その影響が3年目も…。昨年はQTファーストステージで失敗した。そこで立てた今季の目標は、「どこでもいい。1勝して、ファースト免除で今年のオフはQTファイナルステージから-」。
小柄な体形でも、プレーはダイナミックだ。今季は2週前のアクサレディスゴルフトーナメントに出場した。「JLPGAツアーは楽しすぎる。上手な選手がたくさん。同組でプレーした渡邉彩香さんの技術がすごい。加えて、私はたくさんのギャラリーの方がいらっしゃると、すごく燃えるんです」。
今季、ステップ・アップ・ツアー第1戦で目標をクリアした。まさに春から縁起がいい-の心境だろう。ただし、安心してはいられない。「同期が頑張っているから」と前置きし、「調子がいい時にポンポンと、流れに乗っていきたい」と、次週14日開幕のフンドーキンレディースで連勝を狙う。
ちなみに、11日はガッツポーズの日。こん身のプレーで勝負を決めた、小さなガッツポーズは完全復調を示す、自身へのエールのようだった。

<Photo:Kenta Harada/Getty Images>
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