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2026.6.21

吉本ここねが逆転V ステップ通算2勝目

<Photo:Kenta Harada/Getty Images>

JLPGAステップ・アップ・ツアー2026シーズン第8戦『ユピテル・静岡新聞 SBS レディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会最終日が6月21日、静岡県御前崎市・静岡カントリー浜岡コース(6,512ヤード/パー72)で行われ、吉本ここねが通算6アンダーで逆転優勝を飾った。2打差の通算4アンダー、2位は大須賀望。3位は通算3アンダーで荒川怜郁が入った。

最終日、吉本ここねは、強風下でタフな状況を耐え忍んだ。まさに、持ち味を存分に発揮した一日。

「びっくりしています。すごくうれしい」といい、「優勝することはなかなか難しい。簡単ではありません。それを日々、思いながら練習を続けてきた」と振り返った。23年ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース以来、3年ぶりの通算2勝目。「ツアーのレベルがかなり上がっている。みんな上手になった。苦しいけど、練習だけは欠かさなかった」とも加えている。

この日の真骨頂は、4メートルのバーディーを決めた14番直後の15番だろう。第1打が右バンカーへ。それが要因で以降、マネジメントに狂いが生じて、ピン奥6メートルのパーセーブが残った。しかし、下りの難しいラインを読み切り、鮮やかなパッティング。これが積み上げてきた練習の成果といえるだろう。

序盤から展開は混戦模様。それだけに、集中力を高めるため、9番以降はスコアをチェックせず、目前の1打に全力を傾けた。象徴的なシーンは18番。最終組の前でプレーしたものの、同組のふたりは距離が長いにもかかわらず、パッティングをお先に…。「なんかおかしい。最後はバーディーでなければダメかなぁと私は思っていた。だから、状況がわかってびっくりです」と、ウイニングパットの舞台裏を解説した。


<Photo:Kenta Harada/Getty Images>

吉本さんは風に強い-と各選手が口をそろえる理由がわかるようなラウンドである。こんな例をあげた。「やはり一番は今年のワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップです。第3日、本当にすごい風でした。もう、こてんぱんにやられて…」。

その経験を直後のCTBCレディスオープンで生かした。さらに、台湾での経験を今回へ。なるほど、自然との戦いは1試合もムダなことがない。記憶にとどめ、普段からコツコツと努力を続けることが、吉本流である。

プライベートでは昨年オフ、男子プロの金谷拓実と結婚。今回はミセスとして、初めての優勝だった。「主人は海外でプレー。あまり一緒に過ごすことがない。でも、味方が増えました。心強い」と、感想を漏らした。

4本のUTをフルに使用して、パッティングでもぎとったV。お見事の3文字がピッタリだ。

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