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2026.7.18

プロ21年目宅島美香-ステップ最長ブランクV

<Photo:Kenta Harada/Getty Images>

JLPGAステップ・アップ・ツアー2026シーズン第10戦『あおもりレディスオープンゴルフトーナメント』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会最終日が7月18日、青森県青森市・青森カントリー倶楽部(6,484ヤード/パー72)で行われ、プロ21年目の宅島美香が通算13アンダーでステップ通算2勝目を飾った。初Vは2008年IDECレディース。17年267日ぶりとなる、同ツアー最長ブランクV達成となった。1打差の通算12アンダー、2位は田村萌来美。通算10アンダー、3位タイに中地萌、浜崎未来が入った。なお、この日は濃霧の影響でスタートが30分遅れた。

奮闘の一日。ステップ・アップ・ツアー最長ブランク優勝を成し遂げた宅島美香は、「本当に長くて、でも短かった」と、17年267日のこれまでを不思議な言葉で振り返った。

ステディーなプレーが持ち味。加えて、数多くの経験が1打差に迫られた最終パー5の18番で存分に発揮された。「リーダーボードを見たら、1打差でビックリです」と、苦笑したものの第1打、第2打に全神経を集中させ、絶好のポジションをキープ。残り62ヤードの第3打も「パーはセーブできる」と確信をもっていた。

とはいえ、この日の目標は通算15アンダー。加えて、バーディーをウイニングパットにしたいと強く念じたが、それは次戦以降の課題になった。

前半はすべてパーセーブ。目が覚めるように快進撃をスタートしたのはバックナインのスタート10番だ。残り52ヤードの第3打を58度でピン右2メートルへ。この日、最初のバーディーを決めた。

勢いに乗って、11番2メートル、12番2.5メートルと3連続バーディー奪取はお見事。アドバンテージを握り続けた。しかし、楽な優勝などなかった。15番でボギーを叩き、続く16番はバーディーパットを2メートルのショートで、少しプレッシャーがかかってきたことを意識。すぐさま、気分を一新してパーセーブに成功する。「あそこがキーホール。おかげで17番から私のリズムを取り戻せた」と話した。


<Photo:Kenta Harada/Getty Images>

06年、最終プロテストに合格。4年目の09年にはシード権を獲得している。だが、好事魔多し。ショットの不調に悩まされ、不振からの出口がみえないまま、どん底の状況にまで陥った。「腰痛にも悩んで、苦しかったけど、成績が出なければ、支援してくださるスポンサーが1社に…」と言葉を切り、「うちは長く応援する。細く長くだけどね。だから、頑張れと、いつも励ましてくださったことが大きいです」と感謝の言葉を添えている。

もうひとつ。「試合に出場できないどん底の時は、(各スポンサーが開催する)プロアマなどに出ていたけど、新たな方々と出会うことも。人の輪が広がっていきました。悪いことばかりではないですよ」とも語った。常に、前向きな性格が待望のVを運んできた要因に違いない。

「今年の目標は1勝することだったから、今度は2勝目ですね。次戦のカストロールレディースは相性がいい。しかもコースを知っている。暑さとの戦いに備え、体調を整えます」。さらには、「ゴルフは私の生きがい。他は、何もできないから」と、達観したようにうなずく。年齢同様、まさに、不惑のゴルファーは生涯現役を誓った。

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