2026.7.19
阿部未悠が逆転V ツアー通算2勝目
<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>
JLPGAツアー2026シーズン第19戦『明治安田レディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会最終日が7月19日、宮城県富谷市・仙台クラシックゴルフ倶楽部(6,692ヤード/パー72)で行われ、阿部未悠が通算20アンダーで2年ぶりのツアー通算2勝目をあげた。2打差の通算18アンダー、2位は荒木優奈。テレサ・ルー、仲村果乃、鈴木愛が、通算17アンダーの3位タイに入った。
決勝ラウンド、2日連続のベストスコア更新。阿部未悠が、圧巻の逆転劇でJLPGAツアー通算2勝目を飾った。「17番でバーディーを取ったとき、もしかしたらと思ったけど、ホールアウトするまではまったく分からない。それにしても、きょうはいいラウンドでした。長いバーディーパットがポンポンと入った。自分でおもしろいゴルフができたなぁと感じた」。まるで他人事のように話した。
勝利のポイントにあげたのは、スタートホールのバーディー奪取。先手必勝である。というのは、こんな舞台裏があった。「きのう、8アンダー。でも、ショットの内容が良くない。終わって、すぐにコーチに相談。練習場へ行って、調整しました。思っていたようなフェードボールが打てない」と言い、さらに続けた。
「きょうの朝、スタート前の練習で調子を確認。それでも自信が持てずに1番でバーディーが来て、ようやく流れに乗れたかなぁと思った」と言う。対照的に、パッティングは絶好調。1番=3メートル、2番=2.5メートル、3番=1メートル、4番=4メートルと不安一掃する4連続バーディーでアドバンテージを握った。
後半の13番、最大のピンチを迎えても絶妙のバンカーショットでパーセーブ。終盤、15番からは再び、素晴らしいパッティングで3連続バーディーと、大混戦の展開でもつけ入るスキを与えなかった。「振り返ると、去年もこの試合で一気に調子が良くなった。イメージしたプレーがしっかりできた。きっかけがつかめる。よくわからないけど、相性がすごくいいです」と、プラスアルファの効果を言葉にする。

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>
前週は、所属するミネベアミツミが特別協賛。しかも、地元で開催する大一番だった。だが、結果は2位。悔し涙を流した。「勝ちたい試合。だけど、勝ちきれないもどかしさがあった。ホールアウト後、ご挨拶に伺うと励ましてくださって…。会社の皆さまが応援してくださっていることが、肌にも伝わってくるような感覚でした。それだけに、一日でも早く優勝のご報告をしたかったです」。
19日は天赦日だ。年に6日だけの最上の開運日だった。新しいことをはじめ、挑戦することが良いとされる。もうひとつ、一粒万倍日も重なった。努力は必ず報われる。9バーディー、ノーボギーのサンデーチャージを拝見しながら、そんなことが頭に浮かんだ。
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