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2015.9.26

大山との再戦を待ち望む表。密かにリベンジを誓う

<写真:Atsushi Tomura/Getty Images>

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 利府ゴルフ倶楽部(宮城県) 2日目

 今季3回目のノーボギーラウンドで首位を堅守した表純子。ピンチはいきなり訪れた。出だし1番ホール。パーパットは残り2.5m。「いい感触」というニューパターで微妙な距離を見事に沈め、パーとした。今日最大のピンチを乗り切ると、その後は3つのバーディーを奪い、スコアを伸ばして前半を終えた。後半に入ると、ドライバーショットがラフに入るなど決してイージーなゴルフではなかったが、“拾って拾って”でスコアを守り、同時に首位も守った。

 これで、2年ぶりの優勝も見えてきたが、そこに立ちはだかるのが、今日猛チャージを見せた大山志保。明日は、同じ組で回る。このペアで思い出されるのが、今年の『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』。「最終日最終組」、「9アンダー」と、奇しくも今回の状況と重なる。その最終日、9アンダーで首位に並んでいた二人は、15番まで、「逃げる大山、追走する表」のデッドヒートを展開。しかし、16番で表がボギーとして、大山が勝利を収めた。その時の再現となる明日、最終日。

 今日は、ラウンド途中でスコアボードを確認して「来た、来た。大山はやっぱり来るね」と話していたという。「ヨネックスの再現ですね」という記者の問いには、大きな笑顔で「頑張りたい」。大山との再戦を楽しみにしている様子だが、その笑顔の裏で、密かにリベンジを誓う。

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