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  3. 1打差で最終日 イボミは念願のホステスVへ一歩前進

2015.10.24

1打差で最終日 イボミは念願のホステスVへ一歩前進

<写真:Chung Sung-Jun/Getty Images>

NOBUTA GROUP マスターズGCレディース マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県) 3日目

 ホームコースのアドバンテージ。しかし、ホステスプロという重責がある。それでも、1打差で迎える最終日を前に、イボミは、「修正点はありません」と優勝宣言を行った。この日、一時は通算10アンダーまでスコアを伸ばし、一気に首位へ。ところが、ラスト2ホールで思わぬ落とし穴が待っていた。「17番で、もうひとつ、バーディーを狙いにいったのが痛かったです」。終盤になればなるほど、集中力が増す、イが連続ボギーでフィニッシュしてしまう珍しいシーンがあった。人間、誰でも欲がある。それを心の内に閉じ込めて、プレーし続けるのが真骨頂。だから、今季は記録ずくめの成績を残しているわけだ。

 もちろん、反省を忘れない。「欲を出したらいけないのが、私の場合、パッティングだと思う。入れたい気持ちが強すぎると、うまくいかない。あまり考えず、あすは普通通りにプレーします」。この日も大ギャラリーを引き連れてのラウンド。2億円達成の目撃者になろうと、25日はもっと熱視線を浴びることは間違いなし。「パー5とパー3でバーディーを獲らないといけない。多くのギャラリーが声援を送ってくださるので、力になる。まさか、2位にいるとは思っていなかったし、ホステスプロとして頑張ります」。ムービングデーの3日目をうまく乗り切ったせいか、すこしだけ疲れた表情をみせたものの、ファンサービスのサインはしっかり行った。もちろん、トレードマークのスマイルを浮かべながら-。プロフェッショナル精神を垣間見た気がした。

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