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2015.10.31

首位タイの畑岡奈紗 ドラマは16番で-

<写真:Atsushi Tomura/Getty Images> 

樋口久子 Pontaレディス 武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)2日目

 神秘の力がボールへ宿った。16番の第3打、残り57ヤードのアプローチがカップヘ吸い込まれた。イーグル!「後半に入って、15番まで流れが悪く、16番は絶対にバーディーを獲りたい、と思っていました。実は、第3打の直前、左手のパワーストーンが切れて…。もしかしたら、いいことがあるかもしれない。そう思ったら、入ってくれました」。ショッピングセンターで4つの石を組み合わせ、願いを込めたのは中学時代。以来、左手につけていたブレスレットが、ここ一番で効果を発揮した。とりわけ、勝負運をもたらすというブラックオニキスが奇跡を起こしたのだろうか。首位タイで、迎える最終日。もし、畑岡奈紗が優勝を飾れば、アマチュアでLPGAツアー初出場、初優勝で、さらに完全優勝。これは史上初。また、マンデートーナメント通過者の優勝も、これまた史上初という偉業を達成することになる。

 突然のスター候補の誕生で、周囲は大フィーバーを展開しているものの、本人は全く浮ついたところがない。「たくさんの人が応援してくださって、それが励みになりました。あしたはいいプレーというよりも、これまでのベストプレーができるように頑張ります」と話し、ツアー屈指の飛距離を誇る、渡邉彩香と同組でプレーすることを楽しみにしていた。「私も飛距離が持ち味です。でも、スイングで伸びあがるクセがある。渡邉さんは、体をどうターンするかなど、バッチリ盗みます」と旺盛な向上心を示し、「今夜の夕食は、あるファミリーレストランのトマトスパゲティーにします。これを食べると、決まって次の日は、いいことがある」。奇跡だけではなく、伝説までもつくる準備を整えているようだ。

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