首位発進のスタンフォード　お気に入りはあの人…？

＜写真：Masterpress/Getty Images＞

　2015年LPGAツアー第34戦『TOTOジャパンクラシック』（賞金総額150万ドル、優勝賞金22.5万ドル）が11月6日、三重県志摩市の近鉄賢島カンツリークラブ（6,506ヤード／パー72）で開幕した。大会1日目、7アンダーで首位に立ったのは、A.スタンフォード（米国）とライアン・オトゥール（米国）の2人。6アンダー、3位タイに鈴木愛、全美貞（韓国）ら5人が続いている。(天候:晴れ、気温:18.9℃、風速:2.3メートル)

　ツアー通算5勝を挙げており、生涯獲得賞金額は10億円を超える37歳のベテラン選手、A.スタンフォードが、8バーディー、1ボギーの65で見事首位発進。「今日はパッティングが、本当に調子が良かった。ラインの読みがすごく良かった。今シーズンはあまり調子が良くなかったので、この位置にいるのが久しぶり」と、最高のスタートに胸を張った。

　本大会は2年連続4回目の出場。「食事は、レストランのビーフカレーがおいしくて毎日食べているわ。日本は本当に好きな国です」と目を輝かせる。そして日本びいきなのには、もう一つこんな理由も。テキサス生まれで、幼い時からテキサス・レンジャーズの大ファンだというが、レンジャーズといえば、日本が誇る大エースも所属する球団。「ダルビッシュのことも楽しんで見ていますよ。今年はケガをして残念だけど、球種が多くてタイミングが取りづらい素晴らしいピッチャーです」。この日一番目を輝かせながら、明かしてくれた。