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トップメッセージ

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 日頃より、全国のゴルフファンの皆様からたくさんの応援をいただきまして、誠にありがとうございます。

 さて、弊協会は、本年中期経営計画の4期目に入り、JLPGA2025ビジョン「ゴルフの『スポーツビジネス』としての完遂」~JLPGAツアー「全体統括」の実現と実行をめざして~を掲げています。
 弊協会の2つの大きな柱であります「JLPGAトーナメント」と「ゴルフの普及拡大」について、女子プロゴルフ界の持続的な成長と発展のため、既存事業をはじめ様々な改革と新たなプロジェクトなどに鋭意取り組んでいます。
 そして、2023年度JLPGAトーナメントにおきまして、大会スポンサーの皆様をはじめ関係者の皆様、全国のゴルフファンの皆様に心より感謝申し上げます。

 おかげさまで、JLPGAツアーは、38大会が開催予定であり、賞金総額は44億9千万円と過去最高額を更新しています。世界基準の4日間大会は、弊協会の目標であった全大会の半数19大会が今年実現し、たくさんの選手たちの才能がより花開いています。また、従来通りの地上波、BS、CS放送に加えてJLPGAインターネットライブ配信は「DAZN」と「U-NEXT」の2社からお届けしています。さらに今年からは、アジア6か国、韓国、中国、インドネシア、マレーシア、タイ、台湾にもJLPGAツアーをお届けしています。
 各大会のJLPGAインターネット配信映像は、ライブ配信のみならずJLPGA公式SNSにも活用しています。現在のSNSの総フォロワー数は52万人を超えており、今後も素晴らしい選手のプレーやインタビューなどホットな情報を随時お届けしてまいります。

 今季ステップ・アップ・ツアーは、過去最高試合数の23大会の開催を予定し、賞金総額は過去最高の5億5千万円となりました。そして、5月には、アジアで初となるJLPGAステップ・アップ・ツアーを台湾で開催するなど今後も海外協会との共催をさらに目指しています。ステップ・アップ・ツアーでも、これまで様々な「ツアー強化」策を実施してきています。2012年から初めてテレビ放送を開始し、CS放送スカイAより全大会を予選から最終日まで各日6時間、生放送でお届けしています。また、2015年には、2日間競技から3日間化を推し進め、今年21大会が3日間競技となり、2021年には4日間大会が1大会誕生しました。ギャラリーが入場できる大会も増え、選手の心技体がさらに向上して、レギュラーツアーで上位争いをし、シード権獲得や優勝する選手が年々増えています。

 45歳以上の女子プロゴルファーで構成されるレジェンズツアーは、年々参加を希望する選手が増え、競争が増す中で、3大会を開催しました。

 また、ゴルフの普及拡大においては、重点テーマに「ジュニア育成・普及による次世代充実化の推進」を掲げ、今年から3年計画で「10万人の子供たちにゴルフを触れてもらう」取り組みを開始しました。地方自治体、ゴルフ場と連携し、トーナメント会場などでもたくさんの方々のご協力を得ながら、ゴルフをまず知ってもらおう、触れてもらおう、という入り口からゴルフ体験までつなげていく新たなプロジェクトです。ゴルフは生涯スポーツであり、子供たちの心身の健康に少しでもお役に立てたらと存じます。

 弊協会は、JLPGAトーナメントはじめ小学生ゴルフ大会やジュニアイベント、ゴルフスクールや企業向けレッスンなど、全国各地で活動する弊協会会員とともに、弊協会のさまざまな事業やイベントを通して、気軽にゴルフに接する機会とゴルフの楽しさをお届けする所存です。

 そして、トーナメントにおける木製観戦スタンドなどのSDGs推進活動、そして災害復興支援「心をひとつに」、乳がんの撲滅、早期検査を啓発・推進する「ピンクリボン運動」などの社会貢献に引き続き取り組んでまいります。
 弊協会は、ブランドメッセージ「DRIVING BRIGHTER GREEN」のもと、さらなる女子プロゴルフ界の成長と発展を目指し、選手や会員とともに鋭意努力してまいります。
 なお一層のご支援ご声援の程、よろしくお願い申し上げます。

JLPGA会長小林 浩美