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2016.10.19

「何が何でも優勝したい!」上原美希が単独首位発進

 2016年LPGAステップ・アップ・ツアー最終戦 『京都レディースオープン』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)の1日目が、京都府城陽市の城陽カントリー倶楽部(6,373ヤード/パー72)で行われた。

 大会初日は、沖縄出身の上原美希が5アンダーで単独首位に立った。2アンダーの2位タイには、ウェイユンジェ、鎌田ヒロミ、篠原まりあ、上原と同じ沖縄尚学高校の後輩・大城さつきと山里愛の5名が続いている。(天候:晴れ時々曇り 気温:26.4℃ 風速:1.1m/s)

 「久し振りの試合だから緊張しちゃった」という上原美希は、この日ボギースタート。しかし「6番で3メートルの上りのバーディーパットを沈めて落ち着いた」と、前半はイーブンで折り返した。

 後半に入って10番では「まさか入るとは」と7メートルのバーディーパットを決めると、14番では8メートル、15番は15ヤードからチップイン。16番、17番でもバーディーを奪い、4連続バーディーを決めた。「今日はショットが良かった。フェアウェイキープ率も良かったし、すべてがうまくいった」。2位に3打差をつけ単独首位に立った。

 今季は、QTランキング57位のため、レギュラーツアーの出場はここまで18試合に留まる上原。レギュラーツアー本戦に出るため『スタンレーレディスゴルフトーナメント』や『富士通レディース』の主催者推薦選考会にも出場したが、2大会とも1打足らずに出場権は得られなかった。それでも、ウェイティングで出場の機会を待ちながら、レギュラーツアーの会場で練習を重ねてきた。「テレサ・ルー選手や先輩の服部真夕さんは、すべてにおいてリズムがいい」。試合に出場出来なくても、レギュラーツアーの選手から学び、今日のプレーに生かしている。

 『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』で2位タイに入るなど、数少ないレギュラーツアー出場の機会でも結果を残し、現時点で年間獲得賞金ランキングは54位。「優勝したら(今季中の)2試合出られるので、何が何でも優勝したいです。来季のシード権獲得のために、2試合出場するのとしないでは、全然違う。でも、城陽カントリー倶楽部は、ガツガツいったら痛い目に合うので、我慢しながら優勝目指してプレーしていきたい。気持ちの面では"怖れず、侮らず、気負わず"やりたいです」。

 母校の沖縄尚学高校の校訓を胸に、レギュラーツアー出場権を獲得するため、ステップアップツアー最終戦の最終日に挑む。

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