菊地絵理香が今季初Vへ　『3打差以内ならチャンス』

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty images＞

アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI UMKカントリークラブ(宮崎県) 2日目

　陽がいっぱいとはいかなかったものの、太陽の偉大さを改めて知ったのが、菊地絵理香だろう。「今日は元気がありました。ドライバーショットが第1日よりも飛んでいたので、キャディーさんもやりやすかったでしょうね」と笑顔をみせた。さらに、「昨日は、寒くて朝の練習場から、体の動きが悪かった。違和感なく、クラブを振れれば、あとはしっかり打つだけ。良かったです」と、この日のベストスコアタイの68にご満悦だ。それだけに17番、唯一のボギーが悔やまれる。「予定では17、18番を連続バーディーでした。それが、17番で３パットのボギーだったから、最終ホールは気持ちでバーディーを獲りに…。最終日につながるからです」と明かした。

　すでに、昨年の最終戦、『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』が終わるとすぐに、2016年の目標設定を。「1億円獲得と、年間2勝以上。それからメジャー優勝」と3つのテーマを全身に刻んだ。奇しくも、この日は故郷の北海道へ新幹線が開通。「『ニッポンハムレディスクラシック』は新幹線で行く予定です」といい、「それよりも早く優勝したい。今大会は最終日、3打差以内ならチャンスがある」と、目を輝かせた。