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2016.5.28

1番が指定席 イボミは絶対女王を目指す

<Photo:Arrow Press/Getty Images>

リゾートトラスト レディス グランディ鳴門ゴルフクラブ36(徳島県)2日目

 絶対女王を目指すためには、自身のハードルをグングン上げていく。「調子がよくない」と開幕前から弱気な発言を繰り返してきた、イボミが首位から2打差の4位タイで最終日を迎える。「きょうまでは安全第一を心掛けた。しかし、最終日は自信をもってプレーします。もちろん、優勝するために」。悲願の賞金女王に輝き、頂点を極めた昨シーズン。ただ、トップをキープするためには、さらなる高みを目指すことが求められる。通算最多優勝回数を更新中の横綱白鵬が行っているような、自分で次の目標を設定。それに向かってまい進するスタイルだ。今大会は、開幕戦から続いている出場試合連続トップ10入りが8試合という、ツアータイ記録がかかる。

 「白鵬関のよう? そんなぁ。とんでもない」といいながら、「うまくいきたい。期待に応えたいという気持ちがとても強くて、ものすごいプレッシャーを感じている。その気持ちが余裕をなくしてしまった。でも、ゴルフは楽しい。だから頑張れるのでしょう。とにかく一生懸命です」と話した。ちなみに、あと1バーディーを獲れば、2011年の日本ツアー参戦から数えて、通算1,500個に迫っている。重要なルーティンは、就寝前のシミュレーション。ヤーデージブックを見ながら、約20分間で18ホールをプレーする。「勇気をもって厳しい状況へ立ち向かいます。もちろん、優勝したい。だって、私は今、賞金ランキング3位ですから…。1番にならないと落ち着かない」-

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