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2016.6.9

日々是好日! キムハヌル、笑顔の奥には…

<Photo:Masterpress/Getty Images>

 2016年LPGAツアー第14戦『サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が6月9日、兵庫県神戸市の六甲国際ゴルフ倶楽部(6,511ヤード/パー72)で開幕した。大会1日目、絶好のコンディションに恵まれ好スコアが続出。キムハヌル、イボミの韓国勢が6アンダーで首位に立った。1打差の3位タイは福田裕子、今大会から日本ツアーへ復帰した有村智恵。ディフェンディングチャンピオンの成田美寿々は、3オーバー、83位タイと出遅れた。(天候:曇り 気温:23.5℃ 風速:1.6m/s)

 小心に大過なし。好スタートを切ったキムハヌルは、この日、この格言を改めてかみしめた。「六甲国際ゴルフ倶楽部は、とても難しい印象があります。きょうは、スタート前から、細心の注意を払うというか、警戒心をもって臨みました。それが良かったのかもしれません」。スタートの10番で5メートルのバーディーパットを決めると、勢いに乗った。11、12番と3連続バーディーを奪う。持ち前のショットも冴えた。結局、2度の3連続を含み、8バーディー、2ボギーの内容。

 しかし、深く反省したのは6番のパー3だ。「あそこまで11、16、3番とパー3が、全てバーディーでした。ここまで来たら、残りの1ホール、6番でも絶対に!」と欲をかいたそう。「ミスショット。それもショートです。欲を出し、油断した結果がミスに…」と猛省していた。ということで、「きょうの成績はラッキー、おまけだと思ってあすからの3日間、新たなスタートを切ります」。

 今大会は2週間のインターバルを挟んでの出場だ。当初、韓国でツアー1試合へ出ることは事前に決定していたものの、翌週はオフにする予定だった。ところが、人気者の常…。次々に取材依頼が舞い込んだ。「テレビのスポーツニュースで特集を組みたいとか、いろいろです。皆さんにお世話になっているし、休むことができたのは、1日だけ」という。それだけに、「私はプロゴルファー。慣れない取材よりも、トーナメントでプレーしていた方が、よっぽど楽、ということを学びました」。日々是好日、日々是勉強…進化の秘密はここにある。

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