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2016.6.30

初優勝から中3日 仲宗根澄香がステップアップツアー2勝目!

 2016年LPGAステップ・アップ・ツアー第8戦『日本臓器製薬レディース ABC杯』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)の最終日が、兵庫県加東市のABCゴルフ倶楽部(6,455ヤード/パー72)で行われた。

 最終日は、先週の『ユピテル・静岡新聞SBSレディース』で初優勝を飾った仲宗根澄香が、この日67をマーク。通算8アンダーで2位に3打差をつけ、ステップアップツアー2勝目を飾った。通算5アンダーの2位に佐々木慶子、通算4アンダーの3位には、この日ベストスコアの65をマークした大城さつきが入った。(天候:曇り時々雨、気温:25.5℃、風速:0.9m/s)

 「ずっと気持ちを切らさずに来られた」。『ユピテル・静岡新聞SBSレディース』で4日前にステップアップツアー初優勝をしたばかりで、この大会に乗り込んだ仲宗根澄香。前週の勢いそのままに初日69と好スタートを切り、最終日は2位タイからのスタート。「チャンスが来たらバーディーを獲ろうと思っていたら、いきなりラッキーなバーディーが来て波に乗れた」と出だしでカラーからパターで8メートルをチップイン。「今日は残りの距離が番手どおりっていう場面が多かった。一緒に回っている人が相手というよりかは、自分との戦いだったので、(工藤)遥加のスコアは気にしなかった。今日の目標は3アンダーだったので、前半で少しいけるかなと思った」。狙いどおり前半でバーディーを3つ奪い、33で折り返した。

 15番ではこの日初めてのボギー。「ボードを見て身体が思うように動かなくなった。2打差しかなかったのでドキドキした」と振り返ったが、「気持ちの切り替えがうまく出来た」と16番で1.5メートルのバーディーパットを沈め、すぐさま取り返した。「17番のティーショットは難しいので、終わるまでは気持ちを緩ませなかった」と難度1位の最難関ホールをパーで切り抜け、迎えた18番。2打目をレイアップし、3打目を2メートルに寄せる。「3打目は15番でミスした距離だったので、"だからこそ最後はバーディーを獲ろう"と思って打ちました。大きすぎたけど戻って良かった。ホッとした(笑)」。最後も宣言通りバーディーで締め、見事に2週連続優勝を決めた。

 「2週連続優勝は自信にはなるけど、レギュラーツアーはコースセッティングも違うし、まだまだ練習が必要。昨年1年間レギュラーツアーに出て、ショットが得意なのにパーオン率が悪かった。今年はグリーンに乗せる事に集中出来ている。レギュラーでもセッティングが違うとはいえ、狙っていくラインとか感覚は昨年よりは良くなっているので、レギュラーでの過去最高順位を更新したいです」。先週の『ユピテル・静岡新聞SBSレディース』の初日から、ちょうど一週間。7日間で2つの優勝カップを手にした仲宗根は、来週から5週連続でレギュラーツアーに挑戦する。

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