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2016.8.28

名勝負を演出 イボミ、恐るべし

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ニトリレディスゴルフトーナメント 小樽カントリー倶楽部(北海道)最終日

 主役を演じる名優は、ワキに回ってもすごかった。過去プレーオフ8勝1敗と、絶対の自信をもつイボミが、唯一、敗れている笠りつ子にまたしても不覚を。「りっちゃんの方が、優勝するという気持ちが強かった。ナイスプレーです」と拍手をおくった。とはいえ、大会史上に残る名勝負を演出したのは、まぎれもなく、イの存在だろう。17、18番で連続バーディーを奪取して、改めてあきらめない姿勢、勝利への執念をアピール。

 「今日の私のプレーは勝負できるほどの状態ではなかった。前半はショットの調子が悪く、パッティングがいまひとつ。でも、最終ホールの3メートルのバーディーパットは、ストロークする前のルーティンで、ありったけの集中力を出した。疲れました。休みたいです」と大きなため息をつく。

 そうはいっても明日、29日は日本プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯の視察を兼ね、原江里菜、上田桃子などと、コースをラウンドする。「30日は1日、休養します。そうすれば、また元気になるでしょう」。現在は正念場の9連戦に挑戦中だ。まだ、2戦を消化しただけだが、優勝と2位。改めて、すごいと感じた。

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