「アリナミンが力になった！」2連覇に向け白戸由香が首位発進！

　2016年度LPGAレジェンズツアー第3戦『アリナミンVカップ』（賞金総額1,500万円、優勝賞金225万円）の1日目が、岩手県滝沢市のメイプルカントリークラブ（5,927ヤード／パー72）で行われた。

　大会1日目は、ディフェンディングチャンピオンの白戸由香が3アンダーで単独首位に立った。1打差の2アンダー、2位タイには、川久保百代と鈴木佳恵が続いている。レジェンズツアー3連勝がかかる鬼澤信子は、1アンダーの4位タイにつけている。（天候:晴れ　気温:30.0℃　風速:2.3m/s）

　「アリナミンが力になった」とアリナミンVを飲みスタートした白戸由香。出だしの1番でいきなり5メートルを沈め、バーディースタートを切ると、5番のパー3でも2メートルにつけ、スコアを伸ばした。「地元も近く、青森から友人、知人が応援に来てくれた。北海道からも来てくれて、ずっと付いて来てくれたので、励みになった」と声援を力に変えた。後半に入り、迎えた16番。「いい時はこういうのが入ってくれる」と上から10メートルもある下りのパットを沈め、この日3つ目のバーディーを奪った。17番はボギーとしたものの、最終ホールも1.5メートルのバーディーパットを決め、69でフィニッシュした。「久しぶりの60台。今年初です。ずっと調子が悪くて、いろんな事を考え過ぎていた。このコースも“なんだか難しそうなコースだな”って思っていたけど、同組の鬼澤のぶちゃんの勢いのあるゴルフを見て、“ついていこう”って思いながらプレーしていました。ショットは今年一番良かったです」。

　「2連覇は獲れればラッキーだけど、明日もコツコツと行きたい。私コツコツしか出来ないみたい（笑）。いい意味で自分に集中して、今日のようなゴルフが出来ればいいかな。シンプルにやりたいですね」。相性の良いこの大会で、大会2連覇とレジェンズツアー最多優勝回数と並ぶ4勝目に挑む。