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2016.9.28

鉄人から学んだ前田久仁子が66をマークし、首位タイに浮上!

 2016年LPGAステップ・アップ・ツアー第16戦『フンドーキンレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)の2日目が、大分県臼杵市の臼杵カントリークラブ(6,530ヤード/パー72)で行われた。大会2日目は、14時53分に雷雲接近のため競技を一時中断したが、16時15分に再開し、16時53分に全選手がホールアウトした。この日66をマークした前田久仁子が、通算6アンダーでルーキーの照山亜寿美と並び、首位タイに浮上した。通算4アンダーの3位には岡崎綾子、通算3アンダーの4位タイには、ルーキーの田辺ひかりなど8人が続いている。(天候:曇り時々雨 気温:26.2℃ 風速:0.4m/s)

 「昨日の前半が悪すぎて“どうしましょー”って感じだったんですけど、今日はすべてうまくいった」と、この日ベストスコアとなる66でフィニッシュした前田久仁子。「『センチュリー21レディスゴルフトーナメント』で(表)純子さんのキャディーをしたんですけど、近くで見ると凄い勉強になりますよね。あの緩みのないショットは素晴らしい。絶対緩まないでしょ。昨日の後半から、純子さんのようにクラブを短く持って、曲がってもいいから思い切り振ろうと決めたら、すごく良かった。ほぼパーオンしました。前半は9パット。10メートルぐらいのチップインが2回あったけど、それぐらいショットが良かった。今日は気持ち良く振れたね、久しぶりに」。ツアー最多となる連続出場試合数記録を更新し続ける、鉄人・表純子のプレーを間近で見た経験を生かした。

 高校まで宮崎県で生まれ育った前田にとっては、この大会に思い入れがあるという。「私、宮崎なので、生まれ育った時から醤油はフンドーキン。世の中の醤油は、全部フンドーキンだと思っていた。高校卒業して、静岡に行ったんですけど、その当時スーパーでフンドーキンの醤油をすごい探し回った憶えがある(笑)。“ゴールデン紫”のラベルって、ひと目でわかるでしょ。美味しいんですよね、これが。帰りに買って帰ろう(笑)」。フンドーキン醤油は、前田にとって慣れ親しんだ味。その生活の一部としてあったこの大会で、2日目を終えて首位タイに立った。

 「明日も“純子イメージ”でいきます。明日はそれだけが出来ればいいかな。この大会が出来た時から“あっ!あの醤油の大会だ”と思っていたので、愛着もあるし、少しでも上位で終わりたいかな」。控え目な発言だが、“ゴルフ界の鉄人”から学んだ技術を武器に、ステップアップツアー初優勝を狙う。


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