2016.10.1
2年連続で最終組に 柏原明日架の挑戦
<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>
日本女子オープンゴルフ選手権競技 烏山城カントリークラブ 二の丸/三の丸コース(栃木県)3日目
柏原明日架が今年も来た。そのエンジンがかかったのはハーフターン。「(スコアボードで)自分の位置を確認して、上手く気持ちを切り替えられた」と、10番パー4で13mのアプローチを見事チップインさせ、この日初バーディーを奪う。16番では8mの長いバーディーパットを沈めると、ピンチを迎えた最終18番も、難度の高いライから「たまたま寄りました」とナイスアプローチからのナイスパー。2年連続で、ナショナルオープン最終日最終組の座を掴んでみせた。
2年連続での最終組-となると、やはり思い起こさずにはいられないのが、昨年の17番の記憶。最終盤まで優勝争いをしていたが、ティーショットを池に入れて、悪夢のトリプルボギーを叩いた。ゴルフに“たられば”は禁物だが、もしトリプルボギーがなければ、スコア的には優勝スコアとなっていた。しかし「技術的にも精神的にも成長していると思う」と1年前の自分越えには自信を持っている。明日同組で対峙する長野未祈に対しても「自身もアマチュアで最終組も経験しているし、気持ちも分かる。自分のプレーに集中するだけ」と意識はしていない。「明日緊張するかもしれないですけど、思うがままにやろうと決めている」。柏原が最終日に対峙するのは、1年前の自分か、それとも今の自分なのか。どちらにせよ、同じ轍を踏むつもりは毛頭ない。
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