2016.11.10
前田陽子 ホステスプロの重圧!?コースが狭く見えると困惑
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
2016年LPGAツアー第35戦『伊藤園レディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が千葉県長南町のグレートアイランド倶楽部(6,639ヤード/パー72)を舞台に明日から開幕する。この日はアマプロ大会が開催され、ホステスプロを務める前田陽子も、ゲストとのプレーを楽しみながらも、コースの最終チェックを行った。
現在賞金ランキングでは63位と、シード権確保に黄色信号が灯っている前田陽子。周囲からもしきりにその話題が出るらしいが、本人は意外と気にしていないとのこと。「結果は結果として全てを受け入れる覚悟はできています。今シーズンはゴルフの調子自体は悪くないんです。ショットが良くてパッティングが決まらないだけ。ショットの内容自体は去年よりもアップしていると感じています。だから周りが思うほど気にしていないんです」。
ただ、今週の試合はちょっと気持ちの持ち方が違うよう。その理由はシード権に関してのものではなくホステスプロとして迎える重圧からだ。「去年からこの試合には所属契約プロとして出場させてもらっていますが、今年の方が緊張しています。優勝した時よりもコースが狭く見えるというか、全く良いイメージが出ないんです」。
優勝しているから得意コースだと決めつけないでくださいねと、笑いながら話す姿を見ると、本当にシード権のことは気になっていないのだろうと感じる。問題はホステスプロとしての重圧のみ。これをどのように克服しスコアに結びつけるのか。まずは明日の大会1日目のプレーに注目したい。
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