2016.11.11
大山志保 ニューパターで好感触
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
千葉県長南町のグレートアイランド倶楽部(6,639ヤード/パー72)を舞台に2016年LPGAツアー第35戦『伊藤園レディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が開幕。降雨によるコースコンディション不良のため、予定より2時間30分遅れて第1組がスタート。日没により16時18分にサスペンデッドが決定し、ホールアウトできなかったアウト8組、イン9組の計17組50名が明朝の7時15分からプレーを再開することになった。(天候:雨 気温:13.4℃ 風速:4.3m/s)
大山志保が16番ホールまでを終えて4アンダーをマーク。プレー中の選手を含めた全選手中でトップタイのスコアで大会1日目を終えた。アウトコースからスタートして、前半は3バーディー、1ボギーの34。後半も11番、12番と連続バーディーを奪取するなど、新しくしたパターが威力を発揮した。 「久しぶりにパッティングの感じが良かったですね。ストロークが良くて、いいフィーリングで打てました。最近はグリーン上で3パットや4パットがあって気分が沈みがちだったので、新しいパターにして気分を変えてみました」。
病は気からと言われるが、メンタルスポーツのゴルフにこそ当てはまる言葉なのかもしれない。技術的な悩みも、何気ないことであっさり治ってしまったりすることはよくある。大山にとってパッティングは生命線とも言える部分だけに、優勝よりもパッティングの自信を取り戻したいと話す。 「ショットは良いし、アプローチも良いので、本当にあとはパッティングだけなんです」。
明日からは天候が回復する予報で、グリーンもおそらく速さを増すだろう。その中でも、今日の好調さを維持できるのか。大山のパッティングに注目したい。
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