敢闘賞の畑岡奈紗　イボミから金言を授かる

　アマチュア史上初の公式戦制覇。今オフ、畑岡奈紗は受賞ラッシュが続いている。「アワードで敢闘賞をいただきました。今日のステージでは緊張したけど、すごくうれしい」と話した。ただ、現役高校生とはいっても、すでにプロフェッショナル。アワードも勉強の場に変わりはない。「イボミさんに、オフの過ごし方の心構えなどを質問しました」という。その上で、こんなアドバイスを受けている。

　来季は米ツアー挑戦を宣言しているだけに、「特にアメリカでは楽しんでプレーすることを忘れないでほしい。楽しんでプレーしていると選手寿命がのびる。私の知っている選手は皆、そうですよ」という激励があったそうだ。

　この日は、オフィシャルパートナー・資生堂のヘア＆メーキャップアーティストがメークを行い、畑岡の新たな一面を引き出した。「お化粧やヘアメークなど、30分ぐらいかかりました。化粧はしないから正直に言うと、恥ずかしいです。でも今日の経験から、アメリカツアーの開幕戦では、目のまわりと口元に少しメークをしたいと思う。お化粧も少しずつ覚えていきたい」と言う。

　そして、この日、司会をつとめた徳光和夫へ、こんなリクエストも。「巨人の坂本勇人選手にお会いしたいです。私は小学校の時、野球の経験がある。ゴルフ以外で興味のあるスポーツ、大好きなスポーツはプロ野球ですから」。こういったところにも、大物感を漂わせていた。