2017.4.13
菊地絵理香は、攻めのプレーで勝負
今大会は、熊本県出身者がよりクローズアップされている。が、15年のチャンピオン、菊地絵理香は、「私にとっても大事な大会。ツアー初優勝を飾った思い出深い試合だし、中止になった去年の分まで頑張りたい」と言葉に力を込めた。そして、大会関係者への感謝をこう表現する。「コースを訪れて、まず感じたのは、私たち選手のことをとても考えてくださっていることです。去年の地震がなかったように素晴らしい整備がされていた。それに応えるには、やはりプレーでお返しすることだけです。たくさん、バーディーをとって、大いに盛り上げたい。楽しみです」と加えた。
そんな前向きの気持ちが、体調を上向かせた原動力に。前週、腰痛を発症した。「週初めの月、火曜は完全休養。きのうまで出場できるのか-と微妙な状態でした。今まで、腰痛の経験がなかったし、筋肉の炎症だと…。でも、きょうのプロアマ戦で良くなっていることを実感できた」と笑顔で語っている。ちなみに、菊地の3勝は、すべて逃げ切り。1日目のプレーがカギになることは、誰よりも本人が知っている。
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