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2017.6.21

イボミ、大会3連覇へ吉兆 大雨を笑い飛ばした

 2017年LPGAツアー第17戦『アース・モンダミンカップ』(賞金総額1億8,000万円、優勝賞金3,240万円)が6月21日、千葉県袖ヶ浦市・カメリアヒルズカントリークラブ(6,545ヤード、パー72)で開幕する。15日のプロアマトーナメントは、荒天で9ホールに短縮された。しかし、次週はオープンウイーク。前半戦のラストスパートの意味を込め各選手、目の輝きが違う。

 大会3連覇を目指すイボミ。「徐々に良い方向へ向かっている。ゴルフは流れが大事だし、要はパッティングだと思います。今回は、とにかく我慢してボギーを叩かないにする。流れを逃さず、運も欲しい。より、集中します」と気合を込めた。今季はショットの不調で、成績がいまひとつ。「流れ」や「運」など、これまで口にしなかった、単語が聞かれるようになった。これこそ、「私も人間です。ロボットではない」という証明だろう。そうはいっても、つとめて明るく、いつも笑顔を絶やさないのは、さすがの一語である。

 この日は風雨が激しくなって、プロアマトーナメントが9ホールに短縮されたものの、「楽しかった。こんなに激しい雨の中で、あれだけ大笑いをしたのは初めてかもしれない」とうれしそうだった。日本料理の専門店の社長とラウンド。「日本料理の奥深さはもちろん、お肉の話などとても勉強になりました。それにしても、社長さんのお話がおもしろくて、雨も気にならない。いい1日でした」と大満足をアピール。まるで、強い雨が負の流れを洗い流してくれたかのようだった。

 「母が手を骨折するなど、あまりいいことがない。だけど、それほど悪いことばかりは続かないでしょう。相性の良い大会だから、気持ちを新たにして臨みます」。一方、全米オープン2位の松山英樹の話題にも触れ、「もう少しで世界ランキング1位になる。応援しています。今年のオフ、試合を見に行ったら、松山さんがジェイソン・ディさんなど、いろいろな選手を紹介してくださった。すごくやさしい」。その松山だが、全米オープン開幕前まで、不調だった。それが試合では一変。ある日、突然、幸運は訪れるものだ。

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