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2017.7.9

final day プラスワン~菊地絵理香~

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

ニッポンハムレディスクラシック アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース(北海道)最終日

 アクセントをつける。単調な生活になりがちな時、何か-行動を起こすことが必要だ。プロゴルファーは開催地こそ違うものの、最終戦まで連戦続き。というわけで、前週のオープンウィークの過ごし方は、後半戦に向けてキーポイントになる。

 「ラウンドをして、2、3回、練習場へ行って、あとはトレーニング。プライベートのゴルフって結構、楽しい。リフレッシュもできる」と話した。ところが、こちらの意図を察してもらったのか、笑みを浮かべながら、「上野へ行きました」と思わせぶりに口を開く。なぜ、上野なのだろう。大いに興味がわいてくる。「気分転換で、映画館にはよく出かけますけど、これはと思うものはすべて見尽くした。今年、みた中では、藤原竜也さんの22年目の告白が良かった」。

 さらに、続ける。「上野へ行こう、と思い立ったのは、動物園が目的。子どもの頃から、そういえば私は、動物園って行ったことがないなぁ、と急に思い立って…。ジャイアントパンダのリーリーをみてきた」という。意外な人が意外な場所を選択。これが、気持ちをリセットするということだろう。

 3戦目のTポイントレディス ゴルフトーナメントで今季初優勝を飾った。その強さは別次元。「このまま、ポンポンといくのかなぁ」と感じたのは本人だけではない。誰もが大躍進を思い描いたほどだ。ところが、好事魔多し。4月に腰痛、6月には背中痛を発症して試練に直面する。「腰を痛めたことはない。これから年齢も重ねていくわけだし、練習方法などを変えていく時期に入りつつある。ひとつのきっかけだなぁ、と感じた」。

 要は、ピンチに陥って、どうとらえるか。思考ひとつで大きく局面が変化する。日本ハム・栗山監督は連敗中などに、動物園へ足を運ぶという。昨年は、けがをしたライオンをみて、「百獣の王も、けがをすることがわかった」といい、今年も、「白フクロウと会話をしたら、大丈夫と励まされた」と明かしている。菊地に動物園と聞かされ、そんなエピソードが浮かんだ。オープンウィークは絶妙のインターバルとなった。

 今大会の菊地。「足踏み状態」と首をひねっていたが、5位タイで終えた。「ショットの調子があまり良くなかった。グリーン上でも、思ったところにストロークできないのか、ラインが読めていないのか、原因がいまひとつつかめない」。自問自答の日々が続くのは、プロゴルファーの宿命だ。

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