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2017.7.27

パッティングで開眼!前田陽子が首位と1打差の単独2位

<Photo:Masterpress/Getty Images>

大東建託・いい部屋ネットレディス  鳴沢ゴルフ倶楽部(山梨県)1日目

 65は今季のベストスコア。前田陽子が3連続を含む7バーディー、ノーボギーでラウンド。首位と1打差の2位と好スタートを切った。昨シーズンはシード権を失い、今季はQTからの資格でツアーに参戦している前田。自らのゴルフに試行錯誤しながら、ショットは完全に本来の調子を取り戻しつつある。しかし、パッティングに関しては、悩み続けていたという。「バーディーチャンスにつけても、パッティングが決められなければ、結局スコア的には同じじゃないですか。だからいかにチャンスで決められるかということを大切に考えています」。

 最近はショットが良いだけにピンに付く機会が多かったが、それだけにパッティングが外れると余計に考えすぎてしまう傾向が強くなっていた。「本当はラインを読んで、カップに対して意識を働かせなければならないのに、ストロークばかり気にするようになっていました。それでどんどんスムーズな動きができなくなっていたように思います」。

 そんな前田だが、この日はパッティングが面白いように決まった。その要因になったのがデータ計測だ。ヘッドの軌道やボールの転がりなど、数値を確認したことで、自分がどのように振っているかが明確になった。選手によっては、自分のイメージとあまりに違いすぎる結果だと、余計に考えてしまうという理由で計測を嫌う選手もいるが、前田の場合はそれが良い方向へと働いた。「大きく何かを修正するというよりは、自分がどう動いているかを把握できたことで、良くするための方向が明確になった感じですね」。

 「今日は今日、明日は明日」と前田は言う。目の前のことに集中することはゴルフの基本とも言える姿勢。しっかりと足元が見えている前田は、明日もひたすら自分自身と向き合うゴルフに徹する。

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