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2017.7.28

成田美寿々が猛追 単独2位浮上

<Photo:Masterpress/Getty Images>

大東建託・いい部屋ネットレディス  鳴沢ゴルフ倶楽部(山梨県)2日目

 首位と6打差の2アンダー22位タイからスタートした成田美寿々が7バーディー、ノーボギーの65をマーク。通算9アンダーとして首位と1打差の単独2位につけた。「昨日のラウンドでウェッジが意外と飛んでいなかったので練習でそれを修正しました。今日は練習通りにウェッジを打てたことが、このスコアに繋がったんだと思います」。

 成田が修正したのは入射角。鳴沢ゴルフ倶楽部が洋芝ということもあり、上から打ち込みすぎていたのだろうか。軌道をややシャローにすることでフェースにしっかりボールが乗るようになった。「修正した箇所をきっちり克服できたことが大きかったです」と声を弾ませた。好スコアよりもその部分での収穫を喜んでいるように聞こえた。

 今シーズンはウィークポイントだったパッティングを克服するために、パッティング専門コーチとして南秀樹氏と契約を結んだ。南氏は以前、鈴木愛をコーチングしていた人物で、ツアー屈指のパッティングの名手を育てた手腕を頼ってオファーした。またクラブ契約を結ばず、自分の感性を重視してクラブを選ぶなど、自分にとっていいものはなんでも取り入れるというのが成田スタイルだ。

 そんな向上心の先には2020年の東京オリンピックがあるとはっきりと成田は言い切る。そこで勝つことを目標にもスイング改造に取り組み、ウィークポイントも克服しようとしている。大会はまだ折り返し地点。久々の優勝を意識せずにはいられないだろうが、ここから先は技術以上にメンタル面のコントロールが必要になるだろう。

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