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2017.8.21

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 記者発表会

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)創立50周年の記念大会。プロ日本一を決定する『第50回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(賞金総額2億円・優勝賞金3,600万円)は、9月7日から4日間、岩手県八幡平市・安比高原ゴルフクラブ(6,640ヤード/パー71)で開催される。8月21日、都内で記者発表会が行われた。

 日本の女子プロゴルフの歴史とともに歩んできたビッグトーナメントは、スケールとステイタスがさらにアップする。大会会長・小林浩美が今大会、掲げた3つの柱。

東日本大震災支援「岩手県で、選手権大会はLPGA史上初の開催です。心をひとつに-というスローガンを掲げ、さまざまな支援活動を行ってきた。今回は、女子プロのナマのプレーをぜひ、岩手県の皆さんにお届けします。ぜひ、足を運んでください」

アジアナンバーワンの公式戦「今回、賞金総額は、6,000万円増額し、LPGAツアー史上最高額の2億円。優勝賞金が1,080万円増の3,600万円になった。一方で、女子プロゴルフのグローバル化が一段と進んでいる。アジアでは日本ツアーがリードするという明確なメッセージを伝えたい。というわけで、今回からプロ日本一ではなく、アジアナンバーワン決定戦の位置づけをします」

ゴルフの普及拡大「国内外で、さらなるファン拡大を狙います。50周年の節目にあたり、もっと皆さんに素晴らしさを知ってほしい。英文の公式サイトを含め、積極的に情報を発信していく」

もちろん、コースセッティングなども、よりタフになる。「クラブの進化などが目覚ましい。飛距離など、目を見張るものがある。そういったさまざまなファクターを考慮し、今回はパー71とすることに。これまでのLPGAツアーにはないセッティングを目指しました」(大会実行委員長・原田香里)

また、大会コースセッティング担当の岡本綾子は、「先週、コースの下見へうかがうと、コンディションが素晴らしかった。優勝スコアは2ケタ行くでしょう。というのは、比較的、グリーンが小さく、アンジュレーションが少ないからです。ショートアイアンで切れ味のある選手、パッティングを得意とする選手には、チャンスが多いと思う。確かに、勝負では飛距離の出る選手が有利でしょう。でも、飛ばし屋がいいスコアを出せるか、といえばそれは別の話。フェアウェイ幅を含め、いろいろ考えました」と、絶対の自信をうかがわせている。

そして、この日の会見では、樋口久子以来、史上2人目の連覇を狙う鈴木愛が、スーツ姿で出席。「OLになった気分です。それから、コースではなく、ホテルの会見に出席した経験があまりありません。とても新鮮な感じです」と神妙な表情だった。前週をオープンウィークに充てたのは、選手権大会へ向けた態勢づくりであることを明かす。「1週間以上、クラブを握らず、フィジカルトレーニングを徹底的に行いました。まず、体を仕上げて選手権へ-と思ったから。その前の2週間は試合へ出場する。1打をおろそかにせず、いい流れをつくりたい」といい、間近に飾ってあった優勝トロフィーをみつめ、「欲しいです。そのために、できることを精一杯やる」。自身、3度目の制覇へ向かう。


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