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2017.8.25

視覚鍛錬で急上昇 松森彩夏、2週間の特訓

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ニトリレディスゴルフトーナメント 小樽カントリー倶楽部(北海道)2日目

 コース最難関といえば、16番。加えて、風の影響でさらに難度が増した。松森彩夏が、まっさきに、このホールのパーセーブを解説。「きょうは、アゲンストのホールばかりで、とてもコースが長く感じた。中でも16番は、1Wの次が3W。左横20ヤードからうまくアプローチを寄せて、すごくいいパーをとりました。だから、大満足のラウンド」とうれしそうに話した。CAT Ladies前の2週間は、オープンウイークに充てている。というのは、持病の左親指痛がひどくなったから。

 「痛みがあってボールを打ち込めない。でも、コーチとアドレスの重心位置など、細かいところをチェックしました。練習はやりたくてもそれほどできない。幸い、その2週間は、全英女子オープン、全米プロ選手権とメジャーのテレビ中継をたっぷりみた。体を休めながら、視覚でいいイメージがつくように…」。特に刺激を受けたのは、全米プロの松山英樹だった。「ゴルフへの情熱を全身で感じるようでした。それに、ショートゲームがうまい。おかげで、目からいいイメージが飛び込んできて、とても充実した2週間だったと思う」と話す。

 自身はまだ、完調とはいえない。ただし、「このコースがすごく好きです。しっかりとショットをすれば、いい結果が出る。かなり脳を使いますけどね。優勝を狙うとか、自分には期待をせず、気負わずにプレーしたい」。コースが選手を育てる-を実践する。

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