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2017.9.22

ドラマチックイーグル 強い有村がよみがえった

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 利府ゴルフ倶楽部(宮城県)1日目

 1打でゲキ変。有村 智恵が上がり2ホールで、一気に2位タイへ浮上した。きっかけは17番、第2打。ファーストカットからの131ヤードでPWを選択し、これを見事にカップインさせた。イーグルは闘志をかき立てる。18番でも連続イーグルを狙う。「狙えないラインではなかった。守りに入ってバーディー、パーで上がるよりも翌日以降の自信につながるからです」。結果はバーディーだったが、晴れ晴れとした表情がこの日の充実ぶりをうかがわせた。

 スタートから3連続バーディー発進。「ショットの感触がとてもいい。でも、途中から迷いが…。6、7番はティーショットのミスでした。それをうまくリカバリーできない。きょうの反省点です。また、12番でボギーを叩いたら、スコアがアンダーパーではなくなった。その後は、せっかく、いいスタートを切れただけに、せめてアンダーパーできょうは終わりたい。そんな気持ちでプレーをした」という。

 2009年のチャンピオン。ところが、「震災以降、いい成績を残していない。そろそろ、格好いいところをみせたい。うまく気持ちをコントロールしながら、プレーします」と話し、話題は現役を引退した宮里藍になった。「最終日のプレーをテレビ観戦。改めて、どんな時でも目前の1打に集中していることがわかりました。私は一喜一憂してしまう。今、すべき1打をテーマにしたい。たとえ、周囲からどんな声が聞こえてきても」。復活の時がきた。

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