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2017.9.25

26歳初試合で小竹莉乃が単独首位発進!

 2017年LPGAステップ・アップ・ツアー第18戦『フンドーキンレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が、大分県臼杵市の臼杵カントリークラブ(6,512ヤード/パー72)で開幕した。大会1日目は、熊本県出身の小竹莉乃が7バーディー、1ボギーの66をマークし、6アンダーで単独首位に立った。1打差の2位には権藤可恋、4アンダーの3位タイにはウェイユンジェ、豊永志帆、青山加織が続いている。(天候:曇り時々晴れ 気温:27.6℃ 風速:1.3m/s)

 大会1日目を堂々の単独首位で終えた小竹莉乃は、開口一番「今日のゴルフは悪いところが見つからない」と自画自賛した。前半は5~6mのパットが面白いように決まり、後半に入ってからはショットの精度が際立った。さぞや思い通りの楽しいゴルフだったことがうかがい知れるが、ステップアップツアー1勝を誇る実力者でも、実は今季ここに至るまでには紆余曲折がある。

 QTランキングは243位-。出場資格として、これは非常に厳しいもので、レギュラーツアー5試合、ステップアップツアー3試合と限られた出場機会の中、戦ってきた。自ずとオープンウィークも増えるが、試合に出ていない週には合宿やトレーニングを行い、与えられた時間の中で自分が出来ることを考え精力的にトライした。そして、8月下旬にはアメリカQTステージ1に挑戦し、結果は見事突破。今後については「今のところは日本のQTを優先的に受けるつもりでいますが、どっちも突破していった時のことは考えていません。英語も出来ないのにアメリカQTにチャレンジしたくらいなので後先考えずに行動するタイプなんです(笑)」と、持ち前の行動力は今確実に実力として実を結びつつある。

 26歳になって初めての試合で単独首位発進を決めながらも「私には詰めの甘さがある。私も大人にならなくちゃいけない。大人は失敗が許されないですからね。絶好のチャンスだとは思ってるけど、気持ち的にはがっつかずにバーディーチャンスを待ちつつ楽しいゴルフをしたい」と26歳初試合で最高のスタートを切った。

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