2017.9.29
前年覇者の畑岡奈紗が暫定ながら首位へ浮上!
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
日本ゴルフ協会(JGA)主催の2017年度LPGAツアー公式戦『日本女子オープンゴルフ選手権競技』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,800万円)の大会2日目が千葉県我孫子市の我孫子ゴルフ倶楽部(6,706ヤード/パー72)で行われた。大会1日目が日没によるサスペンデッドとなったため、ホールアウトできなかった選手達が早朝より第1ラウンドの残りをプレー。その後、第2ラウンドが行われたものの大会は17時17分に2日続けての日没サスペンデッドが決定した。明日の早朝より第2ラウンドの残りのプレーが再開される。(天候:晴れ 気温:22.2℃ 風速:2.1m/s)
第1ラウンドは11番ホールのグリーン上で日没サスペンデッドのサイレンを聞いた畑岡奈紗。この日は残りホールと第2ラウンドを合わせて26ホールをプレーした。2日間通算で9アンダーまでスコアを伸ばし、順位は暫定の首位タイへ浮上。大会連覇に向けて最高の位置で決勝ラウンドへ進むことになった。
「今日はよくできたと思います。このような変則スケジュールはアメリカでも何試合か経験したことがあります。ただ、やっぱり眠いですね」。淡々と答える畑岡だが、昨年の今大会を制したあとにプロ転向し渡米。アメリカでは予定していた飛行機が飛ばないなど、常にハプニングがつきものだと言う。そんな厳しい環境に身を置いたからこそ、今回のような変則スケジュールにも順応できたのではないだろうか。
さらに先週の『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント』での優勝が大きな自信になっていることは間違いない。
「先週に比べるとフェアウェイが広くて思い切り打っていけます。(第2ラウンドは)ピンがかなりふられていたので、外しちゃいけない方だけを気をつけました」。攻めの姿勢を持ちながらも冷静にコースを広い視野で見ることができている。4日間大会ではスコアが最も動くと言われる3日目だが、畑岡にはさらにスコアを伸ばし続けそうな雰囲気が漂っている。
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