2019.10.6
熱視線に満足 大里桃子、2位タイでも…
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
日本女子オープンゴルフ選手権 COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース QUEENコース(三重県)最終日
敗れても収穫がある。トップと差は開けど、最終組の大里桃子が18番で果敢にイーグルトライ。「大きな大会でいい経験ができて、最近ではないぐらい気持ちの良いラウンド。内容は悪かったけど、ギャラリーの皆さんから見られている、プロフェッショナル感覚を存分に味わうことができた」と総括した。
惜しくもイーグルはならず。ただ、バーディーを決め、4位から2位タイへ浮上した。「少しでも、上位へ行きたい。大きな1打だったと思います」と振り返る。最終日、最終組でスタートしたものの、3番でボギーが先行。「アプローチを引っかけた。あそこで、パーが取れていたら、流れが変わっていたかな」と、ポイントをあげ、後半も「15番でミラクルパー。最後の最後まで、やり切った」。絶対にあきらめないスタイルを、ギャラリーへアピールした。
一方、同じ首位タイで最終日を迎えた畑岡奈紗との差を痛感。「飛距離、ショットメークのうまさが違う。チャンスを必ず、決める」と話した。一時は、12アンダーまでスコアを落としたものの、14番から切り替えて、通算14アンダーでホールアウト。賞金ランキングは、前週の58位から36位へ-2年連続の賞金シード権をほぼ手中にする。大仕事は逃したが、勇気と情熱の1打が大きな報酬をもたらした。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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