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2017.9.30

出場2試合連続優勝を狙う キム ヘリムが首位と2打差の2位タイ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

日本女子オープンゴルフ選手権競技 我孫子ゴルフ倶楽部(千葉県)3日目

 明日の最終日、畑岡奈紗が優勝を飾れば日本人では初となる2週連続優勝と大会連覇を同時に達成することになるわけだが、それに対抗するべく日本ツアー出場2試合連続優勝を狙うのが通算11アンダーの2位タイにつけているキムへリムだ。明日の大会最終日はツーサムで行われるため、最終組で畑岡との直接対決になる。

 予選ラウンドを終えて通算8アンダーの3位につけていたキムは、第3ラウンドを5バーディー、2ボギーの3アンダー69でラウンド。難しいピン位置ながら確実にスコアを伸ばした。ただ、大会1日目から続く変則スケジュールにさすがに疲れが出た様子で、終盤の16番ホールでボギーを叩くと、続く17番パー5でもボギーのピンチ。そこはなんとか集中力を高めてパーで切り抜けたものの苦しい展開となった。

「前半はまずまずでしたが後半に入って疲れが出て、上手くプレーできなかったのが残念です。背中に張りが出てスイングのタイミングが合わなくなってしまいました。今日は早く帰って疲れをとり、明日は最善を尽くしたいと思います」。

 同組の畑岡に対して「日本の選手はあまり飛ばないイメージがありましたが、畑岡選手はパワフルに感じました。きっとそれがショットの正確性につながっているんだろうと思います」と印象を述べるキム。そう感じる理由は、3年ほど前に自身も増量に取り組み、飛距離アップに成功して勝てるようになった経験を持っているからだ。同じ韓国人選手からは努力の人と呼ばれているようで、勝つための執着心は人一倍強い。彼女にとっての最善を尽くすとは勝つことを意味しているのだ。

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