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2017.10.5

悲願が結実 イボミが新たなスタート宣言

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

スタンレーレディスゴルフトーナメント 東名カントリークラブ(静岡県)プロアマ大会

 イボミに、念願の日がやってきた。いや、悲願といっても過言ではない。ようやく、手にした会員カードを見つめながら、感激で言葉が出てこない。「7年間、この日が来るのを待っていました。日本ツアーへ出場した時から、どうしたら会員になれるか。いろいろ自分なりに調べてきた。でも、プロテストを受験するしか手がない。スケジュールの関係で、テストを受けるのは難しい。それが、今年から規約が変更されて、無事、会員になることができました。心からお礼を申します。ありがとうございました」。深々と一礼をする。

 しかし、ここまでは山あり、谷あり。今季のイは肝心の調子がいまひとつだ。「早く勝ちたい。応援してくださる皆さんへ、いい報告をしたい。ようやく、優勝したCAT Ladiesは忘れられない試合になった」という。さらに、この日、「日本で優勝した試合を、すべて思い出した。LPGA50周年。歴史の中の1人になれた気持ちがします。会員証をいただき、ドキドキしている。今夜は、眠れそうにない。残念だったのは、母がこの場にいなかったこと。さっそく、写真を送信して、喜んでもらいます」と前置きし、「これからは会員として、普段からの態度や振る舞いにもっと気をつけます。いい選手になれるよう、より一層の努力をしないといけませんね」と誓っている。

 さて、肝心の調子はどうか。「ショットは、まずまず。でも、パッティングの調子がいまひとつなので、パターを替えます。今週は2ボールタイプを使う。13年の女子プロ選手権を勝った時、2ボールを使っていた。あのいいイメージが、きっと戻ってくると思う」。ゴルフは精神力のスポーツだ。会員としての初優勝を目指す-新たな目標が加わり、目の輝きが違ってきた。

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