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2017.10.7

2nd day プラスワン~成田 美寿々~

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

スタンレーレディスゴルフトーナメント 東名カントリークラブ(静岡県)2日目

 8日は、25回目のバースデー。「大爆発を狙います」と頼もしい。何しろ、2012年の富士通レディースでは、バースデーウィークでプロ初優勝。何かを期待しても良さそうである。女性に年齢の話題はご法度だが、成田美寿々に印象を聞いてみた。勝手な想像だが、世間では25歳を境に、お姫さまと卒業する年齢である。「四半世紀、生きてきた。私の周囲にそんな感想をいうと、いったい、いくつ? といわれる。振り返ってみると、プロ1年目からルーキーの扱いを受けたことがない。だから、25歳は特に…。これが30歳の誕生日なら、また違った感覚になるとは思います」と話していた。

 誕生日の思い出といえば、やはりゴルフにまつわるエピソードが多い。「10年前、父から誕生日のプレゼントに、アイアンセットをもらった。その時、これが10年分だから、というひとことを添えて。だから、あす、楽しみにしている」という。一方、お母さんはどうだろう。「ここ数年、決まって、シャネルのピアスです。パーティー、コースでもつけられる。きょう、ボミさんがつけていた同じタイプも、もっています。これをつけると、大人の女性になった気がする。それがいいですね」とうれしそうだった。

 とはいえ、あす、誕生祝いの予定はなし。「試合が終わったら、都内で体のケアとトレーニングをする。いつもの1日です」と明かす。祝うことは、シーズンオフでもできる。「あと2勝」という目標達成へ向けて、ひたすら精進あるのみだ。これぞ、プロフェッショナルの流儀。初出場した、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの苦い思い出を忘れていないからだろう。

 「もう、これ以上ないというぐらい、ボコボコにやられました。その時、痛感したのは、ここを克服できなければ未来がない。シーズンオフ、宮崎カントリークラブさんへお願いします、と懇願して、合宿をさせてくださることになりました。毎年、お世話になっていますから、お帰りなさいと…。そのご恩に報いたい。今年は、その前に最低、もう1勝をあげ、勢いをつけて最終戦で勝つ。そんなシナリオを描いている」。25歳の第1日、どんな輝きを放つのか。

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