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2017.10.15

ホステスプロとして奮起 柏原明日架が単独3位フィニッシュ

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

富士通レディース 東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(千葉県)最終日

 首位と4打差の4位タイからスタートした柏原明日架は、4バーディー、ノーボギーの4アンダー68でラウンド。通算11アンダーとして単独3位に入った。

 日本人最高位でのフィニッシュはホステスプロとしての責任を十分に果たせたと言えるが、柏原自身はまだまだ納得はできていない。

 「もう少し行けたと言うよりは、初日と2日目が終わってトップとの差があったので、最終日はとにかく良いゴルフをするだけでした。差があったから良いゴルフができたのかなと言うのが正直な感想です」。

 柏原はトップとの差がない状態で最終日を迎えることを課題に置いている。昔からスロースターターで、それを解消するのが今の課題の一つでもあるが、優勝争いという状況下でゴルフをしてこそ、自分に自信を持つことができると分析している。

 ただ、収穫が全くなかったわけではない。「最初のハーフは自分のゴルフをしようと思っていました。ただ、トップの成績は確認しながらプレーはしていたので、後半は欲も少しずつ出てきて。その中で変わらず自分のゴルフができたのは自信になりました」。

 ツアー初優勝は時間の問題と言われながら、なかなかできないでいる状況を一番歯がゆく思っているのは柏原本人だ。

 「この位置でずっと戦っていることで優勝のチャンスが来ると思います。あとは最終日をその位置で迎えることが大事。2日目を終わって圏外から追い上げるゴルフよりも、最終組で1打差、2打差の中でプレーしている方がプレッシャーも大きくなります。求められた条件の中で良いゴルフができるようになりたいと思います」。

 残り試合は全て出場の予定。調子は上がっているだけに今シーズン中に優勝を手にするチャンスはまだまだ十分にある。

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